7月19日(水)晴れ【命に終わりがある】
今日は、少ししのぎやすいです。昨日お昼からのご葬儀で、冷房の効きすぎている会場、その後灼熱の外に出て、斎場までの移動、等で、私もさすがにバテました。
この暑さのせいでしょうか、ここにきて、急に見送らなければならない檀家さんが数人ありました。
九十歳代の方が三人と、百一歳の方のお見送りをしなくてはなりませんでした。
やはり高齢の方には、この暑さはこたえるのではないでしょうか。
昨日の方は九十二歳でした。本当に働き者で、家族の為にも働き、パートのお仕事で、入院患者さんの身の回りのお手伝いをするお仕事をなさっていたそうです。
しっかりとご自分のご葬儀の葬儀屋さんへの費用なども貯めていてくれたようです。
数年前には、先に逝ったご主人と、息子さんのご供養を、これが最後なので、と、お勤めしてくれました。
見事にご自分の最期を考えて、家族に負担がかからないように、最期を閉じていく人たちが多いことに感心してしまいます。
この地球上の全ての生物には、必ずこの世での終わりがあります。
人間の命も当然、この世での終わりがあります。
私も、一応 最期を想定して、いくつかの準備はしています。
お互いに、こればかりは避けられない命の宿命です。
今日も、やるべきことを勤め、さらに自らの命を楽しみ、一日を過ごしましょう。