mukan's blog

つれづれなるままに ひぐらしPCにむかいて

静かな生活に分け入る行動的な振る舞い

2024-06-27 10:05:43 | 日記
 天売島への旅から帰ってきました。羽田空港の集合が朝8時というのもゆっくりなら、帰るのも夕方6時半前。家へ帰り着くのも夜の8時頃というのも、いかにも年寄り向けのスケジュール。
 帰宅し風呂に入り夕食を軽く摂り、床についたのは10時頃。朝5時頃まで熟睡し、気持ちよく目覚めたのだが、もう一寝入りしてもいいような気分。起きてコーヒーを飲み、パソコンを開いてメールをチェック。旅の写真を取り込み、記録を書き始めようとした。だが、なんとなく取りかかるところにまで気持ちが乗らない。
 写真を見ているうちに、身の裡に降り積もった疲れが首筋を通って目のまぶたにやってきて、目を瞑ってしまいたくなる。疲れたときは休め、と歳をとってからわが身に言い聞かせている。ソファに移って横になる。す~っと寝入っていくような感じに、あっ、こういうのを寝落ちするっていうのかもと、関係ないことが思い浮かぶ。
 歩くことや体力には、リハビリ期間も終わって、それなりに自信をもっていないわけではなかった。しかし今回の鳥観の旅は、いつものそれに比してまったくきつかったわけでもないのに、全日程を終えて翌日の今日、身体が休みたがっている。
 ざっと、4日間の行動時間を振り返る。
 1日目、4時半に起きて朝食を摂り、6時過ぎに家を出た。羽田から新千歳に飛び、レンタカーに乗り換えて、一路羽幌港の方向へ進路をとる。途中の探鳥地を訪ね、宿に着いたのが6時半頃。風呂に入り夕食を終えたのは9時頃。10時前には床に就いたか。
 2日目、3時起き、4時に集合して宿から10数キロのショウドウツバメの営巣地をのぞきに行く。戻ってきて8時に朝食。10時過ぎの船に乗って天売島へ移動。車で移動しながら探鳥をする。午後1時過ぎに食堂へ入ってお昼を摂り、また島内を経巡って鳥見を続ける。この日は早く宿に戻り、風呂に入り、5時半から夕食。夜7時からウトウのねぐら入りを観に行く。送迎のマイクロバスが出て観察時間は1時間ほどだけれども、なかなかの醍醐味を感じた。
 帰ってきたのは8時半頃だったか。やはり9時には床に就いた。
 3日目、やはり3時起き。4時集合で島内探鳥に出発。8時の朝食に間に合うように宿に戻り、朝食後また少し、車で出かけ森の中を歩いて探鳥を行う。9時半頃に港へ行き、10時25分発の船で、焼尻島を経由して羽幌港へ戻る。ここから海岸線に沿って北上し、富士見町という名の付いた、晴れていれば利尻富士が見える土地まで出向いて探鳥。そこからとって返し、朱鞠内湖へと向かう。6時過ぎに朱鞠内湖傍の宿に入る。7時夕食。9時2はとこに就いたか。
 4日目、4時起床、5時に集合して朱鞠内湖のほとりを取り巻く森を散策して探鳥。宿に戻って8時に朝食。9時に出発。旭川に入って探鳥地の低い山へ登って探鳥。2時頃に切り上げて旭川空港へ行き、車を返し、チェックインして羽田へと戻ってきた。
 この行程を見る限り、私の日常生活と大きく食い違う点はない。ただひとつ、睡眠時間が少ない。いつもなら8時間から9時間ほど眠るのに、ほぼ6時間であった。加えて昼寝をしていない。
 もしこの疲れの要因を探ると、その睡眠時間。あとは、日頃慣れない鳥の達者たちと行を共にし、お喋りを耳にしていることに、ワタシが緊張していたことぐらいしか思い当たらない。そろそろ静かな生活をすることで、身を落ち着けなさいという天のお告げかもしれない。

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