今日は語呂合わせで「ごみゼロの日」ということで、函館市内でキャンペーンが行われていました。
でもって、ニュースでも登場していた、函館市電で最も古い車両、「530系」がこの日に合わせて運行されると知り、今日は午後から休暇を取って乗ってきました。
キャンペーン用の臨時運行ということで、料金は無料でした。
車内のレトロ感を象徴する木の床。
530系以外でもまだこのような古い車両はあるそうなのだけど、530系に乗ると余計にレトロ感を強く味わえます。
この古いドア。
木枠の窓。
ブザー。
どれも本当にレトロ感溢れてますが、個人的に、最もレトロ感が出ていると思うのが、
この、「つり革」ならぬ「つり鉄」。
そう、これは鉄製なのです。
9年前に放送された「ブラタモリ」函館編でも、この電車に乗ったタモリさんが大変興味を示していました。
車内には、キャンペーンに因んでポスターが何枚も貼られていましたが、紹介しようと思ったのがこちら。
この「○○して『けれ』」というのは、「○○して『くれ』」という意味の道南地方の言葉です。
昨年札幌に勤務していたとき、別な部署にいた人が、仕事の打合せのときにこの言葉を発していたので、もしやと思って聞いてみたところ、やはり函館出身の人でした。
この言葉を聞くと、「あ、この人は道南にゆかりのある人なんだな」ということがすぐに分かります。
キャンペーンの一環として、「雑がみ保管袋」というのを頂きました。
新聞やチラシ、その他資源回収に出すような紙を保管しておくための袋です。
小さいですが、エコバッグも入っていました。
無料キャンペーンで電車賃が浮いたので、終点の「湯の川」電停近くのカフェで、コーヒーのソフトクリームを頂いてきました。
休暇を取ってまで乗りに行って良かったです。
次はいつ530系に乗れるかな。定期運行はしていないので、情報をしっかりチェックしようと思います。