北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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本当の出入口

2021-05-23 18:37:25 | 札幌

 

札幌の地下鉄南北線「大通」駅と「すすきの」駅を結ぶ地下街「ポールタウン」。

緊急事態宣言を受けて、時短営業や休業しているお店も多いようですが、早くまた、安心して歩けるようになってほしいです。

 

ところで、この「ポールタウン」について、先日読んだ雑誌で、大変興味深い事実を知りました。

この写真の先に見える「POLE TOWN」の文字。これまで何の疑いもなく、この文字のある位置が「ポールタウン」の大通側の出入口だと思っていましたが、実はそうではないのだそうです。

 

 

先程の「出入口だと思っていた所」から少し大通駅側。

写真の真ん中を境に、天井のデザインが変わっていますが、実はこの真ん中の部分は防災用シャッターになっていて、ここが本当の「ポールタウン」大通側の出入口なんだそうです。

 

 

だからなのでしょうか、このシャッターからすすきの寄りのこの一角は「ポールスクエア」と呼ばれています。

待ち合わせで利用している人も多いようですね。

 

 

再びこの写真。

右側の喫茶店「ジュアン」さんの所に、地下街50周年の小さなフラッグが掲げられていますが、そういうわけで、この「ジュアン」さんも、実は、ポールタウンのテナントの一つなのだそうです。

「ジュアン」さんは、かなり前に一度だけ利用したことがありますが、興味深い事実を知ったのを契機に、今度また利用してみたいと思います。

 

 

 

ところで、三越デパートの出入口側にある、この大型ビジョン。

待ち合わせ場所の定番となっていますが、これに「HILOSHI」という名前があったこと、気付かずに通り過ぎていた人って結構多いのではないかと思います。

名前の由来について調べてところ、平成6年(1994年)に設置された当時は、平仮名で「ひろし」だったのが、平成12年(2000年)にアルファベットに変わったのだそうで、「人間くさい発想で(Human Idea)、地域の声や目を大切にし(LOcality)、市民の一人として参加していたい(Citizen SHIp) 」という意味が込められているのだそうです。

「ろ」が「RO」ではなく「LO」である時点で、人名ではなさそうだなということは何となく想像がつきましたが、なるほどそういうことでしたか。

でも、失礼ながら、ちょっと覚えずらそうな気もしますけどね。

 

 

最後に、開業した当時の「ポールタウン」のMAP。

赤丸を付けた「維新堂」という本屋さん、ご記憶の方も多いのではないでしょうか。

小さなお店だったけど、私が小学校~中学校の頃は、特撮関係の本や、当時夢中になっていたプロ野球関係の本が充実していたので、よく立ち寄ったのを覚えています。

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