北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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不思議な一日

2010-04-03 20:26:52 | 日々のもろもろ
今日は、ヴィッツで初のドライブへ。
郊外の日帰り温泉へ行ってきたんだけど、なかなかの珍道中になってしまった。
何がかというと、今まで何度も行っている所なのに、道を間違えてしまい、同じ道を2回もグルグルとしてしまったのだ。
おまけに温泉を出た後、途中にあるスーパーで買い物しようとしたら、これもまた、本来曲がるべき交差点よりも一つ手前で曲がってしまい、しかもそこは一方通行で逆走ができないので、とんでもなく遠回りをしてしまった。

何でこうなっちゃったんだろう・・・?
初めての遠距離運転で感覚が掴めなかった?
いやいや、そんなのは単なる言い訳だろう。
操作の仕方に戸惑ってあたふたするならまだしも(危ないよそれも)、よりによって方向音痴になってしまうとは。
明日も車で外出予定なので、今度はすんなり行けますように。

話は変わって、日帰り温泉でのこと。
風呂から上がり、ロッカーから携帯を取り出したところ、ランプがチカチカと点滅していたので、着信かメールでもあったのかと思って開いてみたところ、「受信メールあり」との表示が出ていた。
いつもなら、「新着メール○通」って表示が出るので、何じゃこりゃと思って操作しようとしたら、アンテナが3本(所謂「バリ3」)になった時点でいきなり受信画面(画像はすぅちゃん(笑))へ移行し、そのままメールの受信が完了となった。
何も操作しないのに勝手に動き出したのにもビックリだったけど、どうやらこれは、ロッカーの中が圏外になっていて、完全に受信できる状態になっていなかったということらしい。

例えば、列車で長いトンネルを通過中に誰かがメールを送信してくれたような場合、そこは完全に遮断されているので、後でサーバー内を検索しないと、メールがあったことを確認できないのに、今回のように、中途半端な状態で止まっていて、圏外から解放された時点で自動的に最後まで進むというのは初めてだったので、便利なのかどうなのか、ちょっとよくわからない、不思議な気分になる出来事でした。





多分、知られざる機能がまだまだいっぱいあるのだろうと思う。
コメント (2)
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伊達家の心

2010-04-03 12:29:20 | 道外旅行記
週末しかアップできないけど、宮城冒険記、ここで再開します。





松島で遊覧船に乗った後でやってきたのが、国宝にも指定されている「瑞巌寺」。





入口から、長い参道を通って向かう。
これだけ沢山の木があって、緑も生い茂ってたら、花粉症になるのも無理ないかと思ってしまうのだが・・・。





これは、国宝である庫裡。11年前にも来ていたと思うんだけど、さすがにちょっと記憶にはなかった。

瑞巌寺は正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」といい、天長5年(828年)に、比叡山延暦寺第三代座主であった慈覚大師円仁が、淳和天皇の詔勅を奉じ、3000もの学生・堂衆とともに松島に来て寺を建立したのが最初とされていて、最初この寺は、延暦寺と比肩すべき意を持って「延福寺」と命名され、平泉・藤原氏の外護を受けたとされている。

その後、慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いの後、仙台に治府を定めた伊達政宗をはじめとする伊達家の厚い庇護を受け、瑞巌寺は90余りの末寺を有し、領内随一の規模格式を誇るまでになったが、明治維新に伴う伊達家の版籍奉還により、寺領の撤廃が瑞巌寺を始めとする松島の諸寺院を直撃し、零落・廃絶・焼亡等の憂き目を見ることとなった。
しかし、それでも瑞巌寺は、時の住持太陽東潮の努力によりようやく維持されていており、明治9年には、天皇の行在所となっている。





本堂と庫裡から少し離れると、こんな洞窟のような通路があった。
その先には何があるのか・・・、





「陽徳院」という寺で、伊達家二代忠宗が、母の信仰に報いるために、瑞巌寺の修行道場として建立したものとされている。





敷地内には、このような煌びやかな建物も。
これは、伊達政宗の夫人である、愛姫(陽徳院)の霊屋で、平成18年から3年をかけて、創建当初の豪華絢爛な姿に復元されている。
本来は非公開なのだが、平成21年9月1日から28年3月頃まで、特別公開されているとのこと。






瑞鳳殿もそうだったけど、この時代に、このような絢爛豪華な物を作る建築技術が進んでいたことに、今更ながら感服させられた。





瑞巌寺を後にして、ちょっと一服。
名物の「ずんだ」のソフトクリーム。
とても美味しかったです。
写真は、右手でソフトを持って左手でシャッターを押したんだけど、後で考えたら、左手で持って右手でシャッターを押した方がずっと楽だったかもしれない。
ま、それはいいか・・・。
コメント
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