700系はのぞみ運用からひかり、こだまへの運用にシフトされている/新横浜
8月7日日曜日。東急撮影を終えて、これにて全行程を終了。東急特急で菊名へと向かいます。複々線化された東横線はかなり飛ばしていきます。関東の私鉄も速く走るようになったものです。金に物を言わせて設備投資をしてきた成果が出てきた感があります。ケチケチしていかなければ成り立たない関西私鉄とは大違いです。菊名でJR横浜線に乗り換え、新横浜へと向かいます。ここまで来たらなんでか関西弁が聞かれます。東京駅でやたら関西人が多いのと同じ現象でしょうか。新横浜で乗り降りするのは初めてです。驚かされたのは新横浜で横浜線から新幹線に乗り換える人の多さと、連絡通路の狭さ。新幹線コンコースは広いのに在来線は無茶苦茶狭いです。近年新横浜での乗降が増えているだけに改良が必要なのではないでしょうか。新幹線ホーム見物をしながら列車を待ちます。交互発着で入線してくる様は京都や名古屋と同じですね。ホームドアがあるのが新横浜の特徴で、かつて速達のひかりやのぞみは新横浜を通過していた時代の名残でしょうか。今や全列車到着するため、安全策は通過列車対策ではなくなっています。
東海道新幹線ではN700系のぞみの姿が目立ちますが、700系のぞみもなんぼか走っています。今回はそろそろ姿を消してもおかしくない700系のぞみで京都まで帰ることにしました。2列席のEを予約していましたが、お隣は終始空き。全体的にはよく乗っているものの満席にはならない状態でした。新横浜からは名古屋までノンストップなので、ゆったり過ごせます。アーバンライナーもノンストップ区間が長いですが、新幹線はやはり桁が違いますね。名古屋まで寝たり起きたりしながら過ごし、三河安城通過のアナウンスで目を覚まして、名古屋に到着。700系でもN700系でも東海道区間の速さはあまり変わりませんね。N700系は車体傾斜をしますが、東海道区間なら700系でも性能的には十分でしょう。今後はこだま中心の運用になるのでしょうが、ひょっとすると700系は300系以上に短命に終わる可能性もあるのではないかと思います。山陽新幹線でも一線を張っていた700系7000番台がこだまに格下げされており、時代の移り変わりの速さを実感する今日この頃です。