EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

阪神9000系・輸送障害

2008年04月09日 | アーバンネットワーク

080409hans9201  今日は久しぶりに阪神に乗って、尼崎の留置線に9000系リニューアル車の姿を見つけました。もともとブラックフェイスだったのでそんなにイメージが変わったとも思えませんが、1000系に合わせたデザインになっているので、当然ながら1000系に似ています。連結器も取り換えられており、1000系付属編成と併結運転を行い近鉄線内に乗り入れるのでしょうね。全編成がこのような塗装に変更されるのかどうかわかりませんが、リニューアル前の9000系の姿も記録したい方は早めにしておいた方がよいかもしれませんね。

060101kyoto321  今朝は朝ラッシュの時間帯でJR京都線の輸送障害にぶち当たってしまいました。まずは茨木~摂津富田間で踏切の遮断棒が折れたとか、警報機が故障したとかで10分ほどの遅れが生じました。ようやく来た快速に乗って、超~満員で茨木を出発してしばらくすると今度は急停止。梅田貨物線を分岐する地点あたりで止まりましたが、今度は9号車で急病人が発生して車内からSOSが発信されたとのこと。千里丘に臨時停車するということでしばらく止まって、千里丘へ徐行で移動。12両編成の快速だったので、千里丘でははみ出し停車となり、急病人とやらを降ろす手配を行いました。すると今度は私が乗っていた2号車からSOS信号が発信され、また急病人が現れました。ホームからはみ出ている部分に停車していたことと、さらに千里丘でドア扱いができないということになり、結局千里丘付近に10分ほど止まって再発進して急病人2人は新大阪で降ろすという手配に変更。結局なんやかんやで新大阪まで走り、ここで急病人2人を降ろして、数分停車して大阪には30分以上の遅れで到着。おかげで会社には遅刻してしまいました。踏切の障害はJRにはつきものなので、10分ぐらいの遅れはJRに乗るからには覚悟して乗るべきだとは思いますが、そのあとの急病人は頂けません。SOSボタンが車内に設置され、正直気軽にボタンを押せる状態になっているのが仇になっているとしか思えません。最近乗客のトラブルのため列車が遅れたというアナウンスをよく耳にしますが、これもSOS信号が頻繁に発信されているからかもしれません。痴漢対策等々必要な設備ではあるかと思いますが、簡単に押せてしまうというのは如何なものかと思います。急病人での緊急停車についてはノンストップ時代の京阪特急に乗った時に腹痛を訴えた客が近くにいて、車掌にどこかで止めて欲しいと申し出ていた人がいたことがありました。このときの車掌の回答は臨時停車すると救急車を呼ぶ必要がありますが、そこまでひどいものかどうかを確認するというものでした。当該客は車掌に車掌室の方に連れられて消えてしまいましたが、このあと臨時停車することはありませんでした。腹痛程度で救急車を呼ばれてもどうしようもないので、停車駅まで我慢したのかあるいは…という状況でした。今はどうかわかりませんが、京阪では臨時停車は救急車を呼ぶ必要があることでしたが、JRではどうなんでしょう?SOSボタンを押して列車を緊急停車させて、近くの駅に臨時停車して急病人を降ろしたはいいが、その急病人がトイレに駆け込んで終わりでは話になりません。何事も自分本位で我慢が出来ない人間が増えているのは社会の問題と思われますが、JR側でもSOSボタンに通常は蓋をつけるなどして、あまり簡単に押せないようにしておく必要はあるのではないかと今日の件で少し思いました。もっとも今日の急病人がどれだけの急病だったかは知る由もありませんが・・・。