EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

JR関西線(亀山~加茂間)

2007年04月02日 | 近畿

040619kansai1207  関西本線木津以東に初めて乗ったのは1996年の夏だ。18きっぷで東上を目論んで同年3月に設定された快速ムーンライトながらの指定券を取って、行程を考えた。東海道を大垣まで上っていく単純なルートでも良かったが、それは前年に体験済みだったので、今度は違うルートでということで関西線経由で名古屋に出るルートを考えた。ただ単に関西線を名古屋まで辿るだけでも良かったが、夜のながらまで時間があったので亀山から紀勢線に入り、津から快速みえに乗り、鳥羽まで行った。

 関西線は新今宮から木津までは大周り乗車で何回か乗っていたが、木津以東の乗り入れは初めてだった。大阪から大和路快速に乗って、加茂まで乗り通して加茂でキハ120に乗り換えた。キハ120は2両編成ながら18シーズンだったこともあり、かなり混雑していて亀山まで立ったままだった。風光明媚な車窓はなかなかのものだったが、座れないのと座ってもロングシートだから景色が見難いという欠点はある路線だった。月ヶ瀬付近は幼少の頃梅を見にクルマで何度か連れられているので、その時キハ58らしき気動車が走っていたのを見ているので、懐かしい気分に浸れた。とは言っても気動車は最新?のキハ120に変わっていて、先述したとおりの状況だったのであまり旅情を感じるという路線ではなかった。

 それ以後関西線にはあまり乗らなかったが、草津線などが大都市近郊区間になってからは2回ほど大回り乗車を活用して柘植~加茂間は乗車している。また、最近の乗り潰しで、東海攻めをする時に草津~関西線経由で亀山方面へ出ている。18シーズンが大半なので単行運転の時などは結構な混雑になっている。急行かすがが廃止されて、線路保守のために運休したりする為、関西線の衰退を取り上げられることが多い。幹線として見れば全く物足りないところだが、ローカル線としてはJR西日本の方針で昼間に運休するということ以外はよくやっている方だと思う。