さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

バラ

2024-08-31 14:02:06 | ダイアリー


兵庫県知事斎藤氏の過ぎたパワハラが、知事にふさわしい業務姿勢かどうかが連日報道されています。

問題の発覚は定年間近の職員による内部告発文で、内部告発は不正確と知事が判断し、退職扱いにしたこと。そして退職した職員はその後自殺したこと。

兵庫県議会は知事のパワハラの有無についてアンケートを取り、大半の職員がパワハラを受けた、乃至見聞きしたと報告して、百条委員会でも取り上げられています。。

県議会は知事の不信任決議案を議決する方針だという。

一方斎藤氏は仕事は厳しくする・責任があると言っているもよう。

責任を持つということは仕事に、昔流にいうと、誠意・熱意・創意を持って当たる・当たって欲しい、ということでしょう。 出来ていなかった?どうして?

詳しいことは分かりませんので偉そうなことは言えませんが、
内部告発書の取り扱いは、正否は、第三者に判定してもらうなどの処置をとれば、これほどの大事にはならなかったでしょう。

大したパワハラでもないのに、ことを大きくする職員が多いのは、知事への反対勢力が大きいのでしょう。 職員は何に不満なのか 県知事は調査すべきだったのでしょう。

パワハラ問題を振り返ると、

橋下大阪府知事になって、大田前府知事の何でもイエス扱いで、大阪府は巨大な財政赤字をつくり、この後始末で、橋下氏のトップダウンの改善令が、批判を浴びた事例や、

泉明石市長が、何年たっても一向に進まない市内の区画整備に、強い言葉で担当職員を叱責した事例が、浮かびます。

結果 選挙を経て、お二人とも再選されました。

大昔 欧州赴任後、社内に日本人マネージメントが浮いている感触を得て、調査した結果、「何も知らないトップに会社は任せられるか」という現地人社員勢力が広いことが分かりました。
反対幹部との会話を複数回持ちましたが、日本人に対しては「分かった」と言いながら、配下には「日本人は馬鹿を言う」と言っていたことが判明し、その職員には司法手続きを経て辞めてもらいました。

半年間に反対勢力の皆さんは辞職しましたが、一年後には普通の会社になりました。

社内の反対勢力=権力闘争には手を焼きますが、性急な対処は好ましくありません。

斎藤氏は、県民のために職員の仕事を厳しくみることが正しいと思うなら、知事を辞職して、なぜ厳しい姿勢で臨んだのかを県民に選挙で訴えて、泉氏のように、県民・市民の判断を仰ぐべきでしょう。

日本は、米国のように正否をはっきりさせる直の管理は、伝統的に良しとしない風潮があります。 スサノウノミコト?乱暴者ということなのでしょうか?
「日本(の経営・運営)の弱いところで、個人的には残念な風潮だと思いますが、多くの方の考えに従うなら、多くの方を説得する手間を惜しむなら、仕方がないのです。

今日のニュースは、

・ブラジルでは最高裁が、Xに対し、国内での即時かつ完全なサービスの停止を命じたと。これは、マスク氏が、最高裁からの偽りの情報を出し続ける特定アカウントの削除要請を、無視したため。

言論の自由にも限度がある、民主主義を脅かすもの との判断でしょう。

・大統領選でトランプ氏とハリス氏との政策の違いの一つが中国政策という。

トランプ氏の完全対立と違い、ハリス氏は「競争が対立に発展しないように対話を維持する」としています。

そしてハリス氏の政策は「甘い」との批判にさらされているようです。

日本経済にとっては、そして中華思想にとっても、ハリス氏の主張の方が心地よいのですがどうでしょう。

・トロント大とマイアミ大との学術論文によると、暗号資産の保有者は、ナルシシズム、マキャベリズム、精神病質、サディズムといった暗鬱な特性を相対的に高いレベルで示す傾向があるとしました。

身近に保有者はいませんので分かりませんが、相場の上がり下がりが大きいのでこのようなレポートが出るのかも知れません。

・米の7月の個人消費支出が前年比+2.5%で、前月並みとの結果を受けて、市場では、9月の政策金利の下げ幅は0.25ポイントで、その後は0.5ポイントの大幅な下げになる との見方が金融市場で強まったと。

然るべく! ドル円相場も然るべくでしょう。

・ドジャースの大谷選手 43-43 おめでとう!

プロ野球にも欲しい天才ですね。

では



コメント