未明の猛烈な雨にも負けずに ダリア、バラ、サルスベリ、ムクゲが咲いていました。
未明の雨と猛暑で植物園は空いていました。
蝉のジンジン声と噴水のジャーだけの無の世界を楽しんでいると、人の声がしました。
Aさん「〇〇な!」「〇〇な!」と繰り返し、
Bさん「ヒヒヒヒ」「ヒヒヒヒ」と続けます。
東屋で、私と同世代の男性2人が、会話ではない会話をしていました。
「二人一緒」にいることに意味があるのでしょう。
東屋にはもう一人私と同世代の男性が背を丸めて座っていました。
ペットボトルの栓を開けたり閉めたりしていました。
喉か乾いているのか乾いていいないのか確認しているのでしょう。
彼の中の「ゆるーい時間」がこちらにも伝わってきました。
植物園での無の時間でした。
では