今日は株価がかなり落ちています。
日経平均株価は一時2000円以上下げ、もう少して36000円を割るところでした。
ついこの間は42000円でしたので、株価の下げはきついものです。
株価下落の原因は、直近の経済指標から米国の景気後退懸念が強まった一方、FRMが9月まで金利を下げない模様で、米ダウ平均株価が一時700ドルほど下げたことです。
米国株の下落を受けて、米国市場の先物市場で、日経平均は1200円程の下げ、これに日本人に多い「何事も悲観的にみる心理」が働きました。
確か土居健郎氏の甘えの構造で読んだ記憶ですが、日本人の心を、母親が子を敵から守る姿勢から説明していました。
日本人の母親は子を前に抱きかかえて敵に対峙するのに対し、欧米の母親は子の前に立ちはだかって敵から子を守ると。
外からの刺激に対して、日本人は「受動的な対応」をする例だとしていました(記憶違いだったらすいません)。
受動的な対応は、謙虚な姿勢に繋がり、この謙虚さのバイアスから悲観論が生まれるのでしょう。
また悲観論が強いのは、
概して悲観論の方が楽観論より説明責任は軽く、理解されやすく、バブル崩壊後の経済低迷から、悲観論が経済そして投資の世界で主役になったことでしょう。
株価の変動には、
人間の心理が働きますので、程度の差はありますが、下がれば上がると思います。
では