昨晩羽田空港へ行きましたが、
夜7時過ぎにもかかわらずトイレは、相変わらず、綺麗でした。
女性職員もみなさん姿勢正しくきりっとした対応で素敵でした。
空港を愛する気持ちが働く人たちの隅々にまで浸透しているのでしょう。
大昔ですが色々な商社に行く機会がありました。
その中で業界第三位を争う商社、伊藤忠、日商岩井、丸紅飯田を渡り歩いた時、
机の上の書類の量の多さは別にして、
トイレの綺麗さ・落書きの有無、ロビーやエレベーター内外の整理整頓清潔さ、要は共用スペースの差配に違いを感じました。
これは社内にくすぶる不満の大小?人間関係の良否?それとも会社を愛する気持ち=働く環境を大切にする気持ち の差によるものではと思いました。
何故か愛社精神が売上・利益に影響を与えているのでしょう。
投資界の神様ウォーレン・バフェット氏は投資先を決めるのに会社のトップとの面談も考慮するとしていますが、社内施設の印象も考慮するではと思うほどです。
大会社の場合は、愛社精神を、社歌や社是を大声で復唱させるより、社員教育より、従業員持株制度で磨きをかける方が 有効かもしれません(ね)
今日のニュースは:
・7月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比、予想の17.5万人に対し11.4万人と弱含み、失業率も4カ月連続増で、景気減速感が一気に広がりました。
USドルは売られ、円は1ドル146円台へと2%高となり、米国の政策金利は9月から0.25%づつ 4回下げるとの見通しとなり、円は140円まで値を上げるのでは? となりました。
この米国の雇用不安は株式市場にも影響し、S&P500種は2年ぶりの安値に沈み、ナスダック100指数は7月から10%下げ、調整局面に入りましたと。
日本の輸出企業の想定為替レートは大よそドル144円程ですので、ドル140円では為替差損が生じ、収益を悪化させて株価を下落させるでしょう。
・この米雇用統計発表前、日本株式市場は2日間で9.2%も下落し、2011年の大震災以来の下落率を記録していました。
世界で最も信頼できるとされていた日本株の大暴落は、グローバル投資家にとって、最も損失を被った市場へと変わりましたと。
米雇用統計発表後は、更に日本株の下落は続くことになるのでしょうか?
日本の市場から撤退する投資家が多くなり、日本市場の低迷は一段と長びくことになるのでしょうか?
来週注目です。
・世界最大手のCPUや半導体素子メーカーのインテルは、AI需要の半導体を供給出来ず、売り上げを落とし、従業員11万人の内1.5万人を削減するとのこと。
インテルの株価は、景気減速懸念とこのリストラ策で、2日現在、一時29%安くなり、1982年以来の株価に落ちました(年初からは52%程の株価下落)。
株は怖くないとは一部投資評論家の意見ですが、リスクをまざまざと見せてくれたインテルです。
・金利を引き上げた日本円と先週金利を引き下げた中国元と、その金利政策の違いから、アジア各国は、韓国ウォン、インドルピー、インドネシアルピアを中心に、円に追随するか 元に追随するか の戸惑いがあるという。
ただ各国はインフレ政策よりも、中国から迂回してくる米国向け輸出物資もあり、輸出促進の見地から、中国元に追随する動き(金利を切り下げる)という。
日本の孤立は日本の金利引き上げのタイミングが遅かった付といえるでしょう。
・広瀬めぐみ参議院議員の事務所関係者は周囲に、公設秘書給与詐欺は、別の国会議員事務所にいた秘書から、その手口を教示された と言っているという(毎日新聞より)。
国会議員公設秘書の実態を調べる必要がありそうです。
「税金だと思って取り放題の秘書給与」とは国会議員の裏の顔か!
国会審議の国家予算もいい加減のような気がしてきました!
では