さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

サルスベリ

2024-08-26 17:51:41 | ダイアリー


台風10号は東京直撃かと思いきや九州に上陸するように変わりました。
スーパー・コンピューターが予測予想しても当たらないものですね。

先ほどTVを点けたら お昼の番組で若い男子二人に、100枚の宝くじと1万円が当たった宝くじのどっちを選びますかと司会者が聞くと、二人とも楽しみのある100枚を選ぶと答えていました。

わたしも聞かれれば、将来の可能性・楽しみや希望を選びます。

以前どこかで 政治は国民に幸福・希望を与えるものであるべき、と読んだことがあります。

昨今の自民党議員の不祥事を考えると、政治家は、国民・国家への思いという初心を忘れてしまっているのではと慮ってしまいます。多くの市民も皆そう思って「政治と金」に拒否反応を起こしてるのではと思います。

議員がお金につながる当選だけを目指しているとの予想が、当たっていない事を祈ります。

今日のニュースはロイターのコラム記事からの一部です:

QTE:
コラム:「ポスト岸田」の経済政策シナリオ、市場を味方につけられるのは誰か=熊野英生氏 By 熊野英生 第一生命経済研究所 首席エコノミスト

<政策の肝はどこか>
次期総裁が成功する条件は、意外に単純なのではないかと筆者は考えている。外交、選挙、経済政策では、それぞれに特定のターゲットがある。外交は米国を味方につけ、選挙では無党派層を味方につけ、経済政策はマーケットを味方につけること、である。特にマーケットを味方にするためには、海外投資家に訴求力の高いメッセージを送る必要があろう。これは、小泉・安倍政権のサクセスストーリーに学んだ教訓だ。両政権の運営にはいくつもの問題があったが、総体として成果をあげた。

より具体的に、海外投資家に対して強いメッセージが伝わる政策メニューとは何だろうか。筆者は、1)テクノロジー活用、2)生産性革命、3)市場開放、の3つではないかと考える。
この3、4年間に人工知能(AI)が劇的に進歩しているのに、あまり実務の世界では利用されていないように思う。今までの政府が掲げてきたテクノロジー活用とは、「キャッシュレス」のように小さな世界の革新だった印象だ。もっと大胆に構想を打ち上げ、多くの労働力を省力化できるプランを提言してほしい。AI導入を推進し、余剰労働力はより生産性の高い仕事に移動してもらう。省力化の成果は、きっと人手不足の改善にも役立つことだろう。そして、主要7カ国(G7)諸国の中で低い日本の労働生産性を引き上げる。これは、持続的な賃上げを導くことにもなる。
こうした生産性向上を促すものは、競争圧力だ。外資や他業態からの参入に対して、自己改革をしなければ生き残れないというプレッシャーを、市場開放はもたらす。改革の成果が出るまでには少し時間はかかると思うが、株式市場は日本経済が変革される姿を先取りして、株価上昇へと向かうだろう。海外投資家はそうした変化に反応して、日本株への投資を増やしていくに違いない。

<誰ならば可能なのか>
現在、名前が挙がっている人物の中で誰ならばマーケットを味方につけることが可能なのだろうか。難しい課題だが、最後にそれを考えてみたい。
名前が挙がっている11人の候補者を、筆者なりに3つのグループに分類した。

1)新鮮さがあるグループ
小泉進次郎氏、小林鷹之氏、上川陽子氏、斉藤健氏
2)主張にインパクトがあるグループ
石破茂氏、河野太郎氏、高市早苗氏
3)ベテランで政策に安定感がありそうなグループ
林芳正氏、茂木敏充氏、加藤勝信氏、野田聖子氏

誰ならばマーケットへの訴求力が高い政策を打ち出せるのかという点は、未知数の部分が大きい。政治経験の長さはあまり関係なさそうである。むしろ、長いキャリアの中で、どういった人脈を築いてきたのかがアドバンテージをつくるだろう。
例えば、経済閣僚を複数回経験して、役所や経営者とのパイプがあることは有利な点だと思える。国内政治で野党などと長く渡り合ってきたキャリアよりも、経済外交の窓口を担ったり、様々な事業規制について企業からの声を聞いたりした経験は、行き届いた政策を考える際の糧になることだろう。

目下、様々なメディアが新鮮さに注目して候補者を取り上げている。新鮮さは確かに選挙を行うときの優先条件になると思うが、本当にそれだけで良いのだろうか。今後、候補者たちが討論会などで各自の政策メニューを披露することだろう。その中で、各候補者がどれだけマーケット・フレンドリーなセンスを持っているかを見極めていきたい。従来、討論会などでアンチビジネス(反企業)的な主張を聞くこともあったが、次期総裁選ではプロビジネス的(企業寄り)な発言を期待したい。
編集:宗えりか
UNQTE:

次期総裁はマーケットフレンドリーでプロビジネスのセンスを持つ方ですか?

米国で勉強されてきた方+旧態依然の慣例や伝統にとらわれない方=新たな日本のリーダーになって欲しいと思います。
今後の皆さんの主義主張をみてゆきましょう。

では
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