さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

視界不良・・・

2021-03-22 19:57:25 | ダイアリー


思ったように事は運ばないものです。

新型コロナワクチンはなかなか日本に届かないようですし、冷蔵状態で運べるアストラゼネカのワクチンは、WHOやEMA(欧州医薬品庁)の接種可宣言にもかかわらず、接種後血栓が出来ると、デンマーク・スウェーデン・ノルウェーは未だにこのワクチンの接種を中断している。
年寄りは血管が硬くなっているので血栓が出来るとなると大問題で、このアストラゼネカワクチンに当たるとすると、ワクチンを打つかどうかの判断は微妙になりますよね。
ワクチンを早く打って、友人との再会は楽しいなぁ、近場の行楽地に行こうかなぁ、たまには外食もいいなぁ と思っていたが、なかなかスムーズに事は運びそうにありません。

マスク着用はあと数年続けた方が良いようだと、ワクチン接種がほぼ半数の人口に打たれたイギリスのイングランド公衆衛生庁予防接種責任者のラムジー博士は昨日述べました。世界中がワクチン接種を終えるまで、マスク着用と社会的距離の確保は必要との見解です。
飛行機を降りて、その場の空気を吸い込んで、南国に、北国に、ざわつく街に、やってきた―! と体感できる日は何時になるのでしょう。

先日ローター社がコロナの企業への影響について(3/3~12日まで230社に)調査した結果を流していました。
それによると:
・コロナによる事業への影響は、終息めどが立っていないが36%と(半年前の53%から)改善。
・コロナの影響はすでにピーク越えで終息に向かっている(30%)、数カ月で終息する(34%)と楽観視する会社が6割ありと。
・事業への影響では素材産業:繊維・紙・パルプ企業の6割、鉄鋼・非鉄企業の4割が縮小・撤退部門があると。基礎研究・開発・低収益部門に縮小撤退が多いと。
・非製造業では飲食・宿泊・サービス業の35%、小売・運輸(減便や旅行関連)で30%が事業の撤退・縮小済みと。
・事業の拡大や新設の動きは、繊維・紙・パルプと化学関係企業で4割あると。半導体・デジタル・宇宙・電気自動車関連が多いと。
・非製造業では、事業拡大や新設は少なく、その数は1割程度で、テイクアウト部門や倉庫賃貸が目立つ程度と。
・雇用関連では、正規雇用者を生産量に応じて減少したが11%、非正規雇用者集が減少させた企業は24%で、需要の減少に対応する雇用減は主に非正規雇用者でなされていると。
コロナ禍に入ってから一年足らずでこの変化ですから、今後企業も時流に合わせて変容し続けるということでしょう。

これからは、思ったように事は運ばないことを念頭に、これって周囲に合わせることに終始して自分を見失わないようにということでしょう。ためには、己の質量を増やしていくことが肝要ということでしょう。一年前より。


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