東京五輪のボランティアの辞退が増えてきている（辞退者は千人超え）という。理由は森喜朗前東京五輪組織委員会会長の女性蔑視発言に抗議するためと報道されていますが本当だろうか？
多分理由はこれだけではないような気がします。森会長の辞任以降も辞退者が増え続けているからです。
推測ですが、コロナワクチンの世界中の分配が偏ってきているため、多くのボランティアの方々が、五輪中に、今夏でも、コロナに感染するリスクは高いままと実感し始めたためと思います。
ワクチンは現在主に米国並びに欧州先進国に分配されていて、既にこれらの国では、国民の2~3倍の量のワクチンの配布が約束されている一方、後進国ではワクチンが国民に行き渡るのは2024年といわれ、大盤振る舞いの日本でも全国民にワクチンが行き渡るのには今年いっぱい、と報道されています。
先日米CDCファウチ所長は、コロナワクチン接種者はコロナに罹りにくいものの、コロナウィルスを運ぶことは十分にあり得ると、述べていました。東京五輪に入国した外国の方がコロナの運び屋となりコロナを広めるリスクは、日本人全員がコロナの集団免疫を確保し（全員ワクチン接種済みとなら）ない限り、あるということです。
五輪参加者（日本入国者）はコロナワクチン接種済みを条件としても、そしてボランティアの方々には五輪開催前に優先的にワクチン接種しても、日本にコロナが、変異種も数々、入ってくるということです。
これをボランティアの方々が意識し始め、辞退者が増えてきたのではないでしょうか？
IOCは五輪のTV放映権料を得たいがために東京五輪を開催させようとしています。IOCの採算は取れるものの、日本は、わずかな観客で競技を開催しなくてはならなくなり、また来日外国人も少なくなり、五輪開催で大きな損失を被ることになるような気がします。
東京五輪に反対していた韓国文大統領が数日前から東京五輪に協力してもいいと言い出しています。何を協力しようとしているのでしょう？
東京五輪を開催した場合、事業損のほかに、世界中のコロナ変異種を日本に集めるリスクがあります。
ボランティアの方々の意向に沿って五輪開催を中止できないものでしょうか・・・
