アイヌの方々に対し、日テレの3月12日の朝のニュース解説番組“スッキリ”で、差別発言があったという。
この番組は見ていなかったので、また、未だに話題になっているので、どんなことを言ったのだろうと、みてみると:
ある芸人が、アイヌ民族の生き様を描いた映画の紹介を、ある動物を見た時に何というかとの謎かけを出し、答えは「あ、犬」としてしまいました。
日テレはこの「あ、犬」を、事前準備宜しく、テロップでわざわざ(アイヌ)と注釈をつけで話を大きくしました。
2017年法務省が民族や国民を動物や昆虫に例えるのはヘイトスピーチに当たるとしていますので、この事例は明らかに、法的にもヘイトスピーチ=差別発言となりました。
日テレは、制作者や出演者の知識不足、不適切発言であったと釈明しましたが、これでは不十分(今後とも同様な事故は繰り返される懸念があるといこと・アイヌの方々から土地や生活を奪ったままの状態が続いているゆえ、そしてアイヌ民族への差別は残されたままゆえ)との意見が多く、問題終息がみえてきません。
芸人のうっかりだけでは済まされないものなのです。
番組改変の期日である4月も近いことから、少なくとも “スッキリ” を大幅に衣替えするしか手はないように思います。
日本テレビはプロレス(力道山)や巨人軍(王・長島)の中継で日本を代表するTV局の一つになったのではないことを証明するために…
また、長年行政に貢献してきた官僚でも何万円の接待を数回受けたことでキャリアを捨てざるを得ない時代ですから…