国際協力銀行(JBIC)では、毎年、海外で事業を行っている日本の製造業企業に「わが国製造業企業の海外事業展開の動向」に関するアンケート調査を実施しています。今年は607社から回答を得ています。今回の調査では、「中期的海外事業展開見通し」や「海外事業展開実績評価」、「有望事業展開先国・地域」などに加え、個別テーマとして「今後取り組むべき経営課題」、「海外M&Aの実施状況と取組方針」、「海外事業展開を行う企業の国内回帰の動向」、「日本のマザー工場と海外工場の比較」、「海外事業展開を行う企業が考慮する最近の国際情勢について」、「中国情勢と今後の事業展開姿勢」、「アジア地域におけるインフラニーズと課題」、「新興国事業展開に伴う長期資金(3年超)の借入」についても調査が行われました。
調査の結果として、まず中期的な有望国では、前回に引き続き第1位となったインド、第2位のインドネシア及び中国の3ヵ国の得票率が4割前後で拮抗し、下位国に差をつけています。また、ブラジル(第9位)とロシア(第12位)の得票率がそれぞれ大幅に下落する一方、メキシコ(第6位)、米国(第7位)、フィリピン(第8位)の得票率はそれぞれ上昇しており、最近の各国・地域の経済情勢の影響が現れていると考えられるとしています。
カンボジアは17位となりました。2013年17位、2014年15位でしたので、概ね横ばいです。ベトナムは前回と同じ5位、ミャンマーも前回と同じ10位でした。
回答企業の約8割が「現地のインフラの整備状況によっては進出しない」を選択しており、インフラの整備状況は現地進出の姿勢に大きな影響を与えているとしています。電力、道路、港湾等については、インド、ベトナム、インドネシア、フィリピン等でも、日系企業の不満は大きいものがあり、インフラ整備の必要性は引き続き高いものとみられます。
国際協力銀行のサイト
http://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2015/1203-44372
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓

にほんブログ村
調査の結果として、まず中期的な有望国では、前回に引き続き第1位となったインド、第2位のインドネシア及び中国の3ヵ国の得票率が4割前後で拮抗し、下位国に差をつけています。また、ブラジル(第9位)とロシア(第12位)の得票率がそれぞれ大幅に下落する一方、メキシコ(第6位)、米国(第7位)、フィリピン(第8位)の得票率はそれぞれ上昇しており、最近の各国・地域の経済情勢の影響が現れていると考えられるとしています。
カンボジアは17位となりました。2013年17位、2014年15位でしたので、概ね横ばいです。ベトナムは前回と同じ5位、ミャンマーも前回と同じ10位でした。
回答企業の約8割が「現地のインフラの整備状況によっては進出しない」を選択しており、インフラの整備状況は現地進出の姿勢に大きな影響を与えているとしています。電力、道路、港湾等については、インド、ベトナム、インドネシア、フィリピン等でも、日系企業の不満は大きいものがあり、インフラ整備の必要性は引き続き高いものとみられます。
国際協力銀行のサイト
http://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2015/1203-44372
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓

にほんブログ村