1月9日、公共事業運輸省のスン・チャントル大臣は、シェムリアップで行っていた38本の道路改修工事現場を視察しました。この場で、大臣は、シェムリアップの道路改修工事が、予定通り2021年12月29日までに完了したと述べました。但し、信号機や街灯、監視カメラ等の設置は完了しておらず、70%の進捗であるとしています。改修した道路38本の総延長は108.7㎞、総工費は約1億5000万ドル(約172億円)とのことです。
今般の道路工事は、シェムリアップ観光開発マスタープランの一環として実施されたものです。工事中は、道路が通行止めになったり、家から車が出せなくなったりと、色々と不便もあったようですが、道路が出来上がって見違えるようになったところも多いようです。新型コロナで観光客がほとんどゼロだったこの2年間で工事を行えたことは、不幸中の幸いであったものと見られます。改修工事では、今後回復すると見られる観光にも好影響を与えるべく、道路沿いの植栽や景観に配慮するとともに、川沿いに遊歩道を設けたり、サイクリングレーンを整備するといった工夫も見られます。公共事業運輸省では、既にシアヌークビルで大胆な道路改修工事を実施して、大きな成果をあげています。シェムリアップも、新型コロナ収束後の観光客の増加に備えて、道路インフラの整備が一応完成したことは、困難に直面している観光業界に、希望を見せる点でも効果があるものと見られます。
シェムリアップでは、新空港の建設工事も進められています。また、日本の支援による水道の拡充事業も実施されています。観光が主要産業であるシュムリアップにとって、こうした基礎インフラの整備は欠くことのできないものです。維持管理を含めて、今後もインフラ整備に向けた地道な努力の継続が期待されます。
(写真は、公共事業運輸省のフェイスブックより)
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今般の道路工事は、シェムリアップ観光開発マスタープランの一環として実施されたものです。工事中は、道路が通行止めになったり、家から車が出せなくなったりと、色々と不便もあったようですが、道路が出来上がって見違えるようになったところも多いようです。新型コロナで観光客がほとんどゼロだったこの2年間で工事を行えたことは、不幸中の幸いであったものと見られます。改修工事では、今後回復すると見られる観光にも好影響を与えるべく、道路沿いの植栽や景観に配慮するとともに、川沿いに遊歩道を設けたり、サイクリングレーンを整備するといった工夫も見られます。公共事業運輸省では、既にシアヌークビルで大胆な道路改修工事を実施して、大きな成果をあげています。シェムリアップも、新型コロナ収束後の観光客の増加に備えて、道路インフラの整備が一応完成したことは、困難に直面している観光業界に、希望を見せる点でも効果があるものと見られます。
シェムリアップでは、新空港の建設工事も進められています。また、日本の支援による水道の拡充事業も実施されています。観光が主要産業であるシュムリアップにとって、こうした基礎インフラの整備は欠くことのできないものです。維持管理を含めて、今後もインフラ整備に向けた地道な努力の継続が期待されます。
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