カンボジア経済財政省の関税消費税総局の発表によりますと、2025年第1四半期(1月~3月)のカンボジアからの輸出は、対前年同期比9.8%増の68億7567万ドル(約9763億円)に達したとのことです。輸入は、21.5%増の75億7350万ドル(約1兆754億円)でした。
輸出先を国別にみると、1位は米国で対前年同期比22.2%増の24億2628万ドルで、全体の35.3%を占めています。2位はベトナムで8.9%減の12億6764万ドル(シェア18.4%)、3位日本17.9%増4億3061万ドル(シェア6.3%)、4位中国4.9%減3億4819万ドル(シェア5.1%)、5位カナダ17.7%増2億8229万ドル(シェア4.1%)となっています。
輸入は、第1位は中国で対前年同期比30.8%増の37億2041万ドル(シェア49.1%)、2位ベトナム15.1%増10億7431万ドル(シェア14.2%)、3位タイ6.7%増8億9330万ドル(シェア11.8%)、4位インドネシア11.1%増2億5790万ドル(シェア3.4%)、5位日本59.2%増2億2584万ドル(シェア3.0%)となっています。
品目別輸出では、縫製品が第1位で対前年同期比20.4%増の24億3269万ドル(シェア35.4%)、2位穀物11.1%減6億3211万ドル(シェア9.2%)、3位旅行用品15.0%増5億1613万ドル(シェア7.5%)、4位履物33.3%増4億6150万ドル(シェア6.7%)、5位ゴム製品43.6%増4億5509万ドル(シェア6.6%)等となっています。
品目別輸入は、1位石油製品1.3%増9億6172万ドル(シェア12.7%)、2位縫製原料24.9%増7億5217万ドル(シェア9.9%)、3位車両51.2%増5億5459万ドル(シェア7.3%)、4位機械60.5%増5億4298万ドル(シェア7.2%)、5位電気機器3.4%増4億4198万ドル(シェア6.5%)等です。
国別では、輸出・輸入ともに日本が順位を上げてきたことが注目されます。品目別輸出で、カンボジアの主力輸出品である縫製品、履物、旅行用品が回復しています。品目別輸入では、石油製品の輸入金額が引き続き増加しています。
米国は引き続き輸出先国としては第1位となっています。また、米国向け輸出品の第1位も縫製品です。トランプ政権による関税引き上げは、カンボジアの主力産業である縫製業への影響を通じて、カンボジア経済全体にも大きな影響を与えるものと懸念されます。
(写真は、縫製工場で働く工員さん。トランプ関税がこうした脆弱な労働者に大きな影響を与えることが懸念されます)
関税消費税総局の統計のサイト(英文です)
https://stats.customs.gov.kh/en
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輸出先を国別にみると、1位は米国で対前年同期比22.2%増の24億2628万ドルで、全体の35.3%を占めています。2位はベトナムで8.9%減の12億6764万ドル(シェア18.4%)、3位日本17.9%増4億3061万ドル(シェア6.3%)、4位中国4.9%減3億4819万ドル(シェア5.1%)、5位カナダ17.7%増2億8229万ドル(シェア4.1%)となっています。
輸入は、第1位は中国で対前年同期比30.8%増の37億2041万ドル(シェア49.1%)、2位ベトナム15.1%増10億7431万ドル(シェア14.2%)、3位タイ6.7%増8億9330万ドル(シェア11.8%)、4位インドネシア11.1%増2億5790万ドル(シェア3.4%)、5位日本59.2%増2億2584万ドル(シェア3.0%)となっています。
品目別輸出では、縫製品が第1位で対前年同期比20.4%増の24億3269万ドル(シェア35.4%)、2位穀物11.1%減6億3211万ドル(シェア9.2%)、3位旅行用品15.0%増5億1613万ドル(シェア7.5%)、4位履物33.3%増4億6150万ドル(シェア6.7%)、5位ゴム製品43.6%増4億5509万ドル(シェア6.6%)等となっています。
品目別輸入は、1位石油製品1.3%増9億6172万ドル(シェア12.7%)、2位縫製原料24.9%増7億5217万ドル(シェア9.9%)、3位車両51.2%増5億5459万ドル(シェア7.3%)、4位機械60.5%増5億4298万ドル(シェア7.2%)、5位電気機器3.4%増4億4198万ドル(シェア6.5%)等です。
国別では、輸出・輸入ともに日本が順位を上げてきたことが注目されます。品目別輸出で、カンボジアの主力輸出品である縫製品、履物、旅行用品が回復しています。品目別輸入では、石油製品の輸入金額が引き続き増加しています。
米国は引き続き輸出先国としては第1位となっています。また、米国向け輸出品の第1位も縫製品です。トランプ政権による関税引き上げは、カンボジアの主力産業である縫製業への影響を通じて、カンボジア経済全体にも大きな影響を与えるものと懸念されます。
(写真は、縫製工場で働く工員さん。トランプ関税がこうした脆弱な労働者に大きな影響を与えることが懸念されます)
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