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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

戦争をしない国に

2007年07月05日 18時32分46秒 | 思考試行
 90歳の父親が、だんだん意識が混濁してきている。生涯は、戦争に振り回されてきた。年金を、ようやく取り上げ始め、自民党は必死で巻き返しをはかっている。しかし、本命は憲法9条である。命をうばい、奪われる話しである。とんでもないことである。これこそ、しっかりとらえないと、年金どころではない。なんのリクツでもよい。彼らは、議席をとりさえすれば、国民を戦争への道に導こうとしている姿勢を鮮明にしているのである。父親の生涯を、そばでみていて、本当に平和が大事であることを思う。国が平気で、国民をないがしろにし、振り回してきてのである。こんなことを、2度とくりかえさせてはならない。今度の参議院選挙は、本当に大事である。

 社会保険庁が、どんなにひどいところか、といい倒している。他の役所はどうだろうか。議員はどうだ。金持ちの実態はどうなのか。自らの利権にのみ関心のあるヤカラ、人のことを考えないヤカラは、アチコチいっぱいいるではないか。根本から、人間を考えないといけない。制度の決め方も、利権と無関係ではない。国民世論の動向をみながら、小出しにしかだしてこないし、そこには、本気で取り組む姿勢がないのである。

騙しダマシ

2007年07月04日 06時58分07秒 | 思考試行
 朝早いときに、パソコンの前に座ると、ネコが必ずやってくる。椅子の上で胡坐をくむのだが、そこへグルグルいいながら、小生の左手を、枕状態にして、新たな眠りにはいるのである。

 従って、両手でタイピングができないので、能率は落ちる。ただ、ミスタッチがほとんどなくなり、ゆっくりではあるが、確実に文章ができていき、精神衛生上(ここまできて、先ほどメマイがきた。頭の血行が、少しわるかったのだろうか。ネコをおろして、コップいっぱいの水を飲む。寝ているうちに脱水して、血液が濃くなっている、との仮定である。正しいかどうかはわからない。気のせいか、血液のめぐりは、よくなったように思う。)は良い。

 このメマイのため、ネコにおりてもらったものだから、いつもの通り、スピードはかなりあがるが、いきつもどりつ、少しイラつきぎみの作業となっている。一応、タイプの時間が高校時代にあったので、ブラインドタッチは一応できるのだが、確実に常に間違いなくいけるかといえば、そうでもなく、何度もミスをくりかえすので、あまり、快適とはいえないのである。

 ゆっくりと、おちついて、急がずに打てば、いいのであるが、なぜか、慌しく打ってしまう。今、少しゆっくり目に、ミスをしないように、考え考えのペースにすると、スピードは下がるが、意外に、心地よい感じがあることに気付く。このペースが、いいのかもしれない。

 月末の仕事も一段落したが、続いて、次の仕事がまっている。有難いことであるが、どこか、そうは思っていないところもあって、わがままなものである。父の入院もあり、隣の家が新築になるとかで、いま、取り壊しの最中でもある。なんだか、落ち着かないことである。それに加えて、左の肩がズーット痛かったのが、少しマシになったなと思ったら、今度は、右肩が今朝から、相当重く、肩をすくめると、存在感のある痛みが出てきている。なんとかしないといかんのかもしれない。

 こうしたことが、いくつも続くと、イヤになったりするのかもしれない。しかし、気分をかえて、空をみながら、悠久のはてから眺めたり、何かレクレーションをいれながら、騙し騙しでいくほかない。

やせた看護師さん。

2007年07月03日 09時21分33秒 | 思考試行
 尿管をつけられ、大便はオムツのなかにしないといけない。これは、相当ストレスがたまるだろうな、とは、前々から思っていたのだが、父はそのことを苦にしないふりをしていた。入院の都度、そうなるのだが、口にしない。

 ところが、今回は、その気持ちの悪いことを、初めて口にした。そりゃそうだろう。言ってどうなるものではないが、その気持ちを表現したことも、前進とみたい。

 前回の無理やり退院の事件があって、まだ、二か月しか経っていないから、顔見知りの看護師さんも多い。皆さん、良くしてくれているのだが、父が、例の調子で、「いや」を連発するものだから、前回の入院の際、「小さくハートブレイク」と独り言みたいな、言葉を発したやさしい看護師さんがいた。昨日、ひさしぶりに、会ったが、すごく細くやせておられた。ああ、ストレスがおおいのだな、と、マジメで、親切で、こういう方をみると、こたえる。

 父は、兵隊経験があって、すべての面で、その後遺症がみうけられる。人格的に、その基本に軍隊での過酷な体験がベースになっているようなところがある。はっきり言って、歪みがある。人を、そのことでキズつけていることも多い。小生もそうだったが、まるごと、理解して、今は、その精神構造が、分かる様な気がするから、摩擦が起こることは、ほとんどない。しかし、周囲の人間にとって、感謝の心が基本的にはしめされないし、評価はしてもらえないから、さびしい気持ちにさせられている人は多いように思う。

 これも、戦争による被害である。年をとるに従って、その程度がひどくなってくるような気もする。それは、体のシンドサの影響もあるが、どこか、根本を国につぶされたような、感じを受ける。もっとも、兵隊経験者のすべてがそうではないだろうが、こういう現れ方のする人もいる、という理解である。

 昔、小生は父とケンカになったとき、「わずか3,4年の経験を、いつまで、ひっぱとるんや。」といったことがあるが、一瞬でも、生涯にわたって、影響を与える事件はあるので、ずいぶん乱暴なことを言ったものだと、今は思う。

 やせた看護師さんは、こちらが挨拶しようとしたとき、目をあわせようとはしなかった。シグサで、挨拶にこたえてくれたが・・・。みんな生きることは、たいへんである。その上、戦争まで、持ち込む可能性を、与党政治家はもくろんでいる。とんでもないことである。

平和をまもるのはたいへん。

2007年07月02日 23時21分45秒 | 思考試行
 平和にくらすためには、どうするのか。他国と事をかまえるために、準備することなのか。それとも、平和主義の活動家となって、行動することなのか。活動家になるという大変なことではなく、選挙で与党を叩きのめすことができれば、当面危機を免れることはできる。付け焼刃ではなく、本当の実力を蓄えなければならない。怪しげな、策動を許さないキチントした平和の思想を、常識としなければならない。 
 
 一神教のきびしい考え方ではなく、神サンなんているかいないかわかりまへんで、と、なんなら証明してみてください、と、証明できないのならば、多神教で、ヤオヨロズの神がいて、それも、本気で信じているわけでもなく、だけど、いるかもね、ぐらいな構えの、文化があって、これは、これで、意味があるような気がする。もっと、世界と対話が必要ではないか。日本のレベルはけっこう高いように思う。

 結局まじめに考えても仕方のない世界で、そんなことにかかずりあうことの、つまらないことに、いいかげん、気づいて欲しいものだと思う。いくら、無駄に命がうしなわれてきたことか。そこには、母親の悲しみ、おおくの親族の悲しみが、うまれるのである。

 日本も、そのなかで、なんらかの役割をはたすことができるとすれば、それは、憲法9条を振りかざして、平和を訴えることではないか。丸腰を訴えて、戦争の意味のないことを、うったえることのできる立場にいるのではないか。しかし、今の現状は、限りなく、普通の国どころか、軍備の力は、けっこうすごいことになっている。とても、わが国は、丸腰ですよ、という状況ではない。それで、実態にあわないから、憲法9条を変えようというのである。一旦合法化されれば、有無を言わせず、兵隊に人びとをひっぱることができる。一部の連中の、利益のために、利用され、その命をめしあげるのである。

 このせまい地球上で、まだ、国がどうしたこうしたと、馬鹿なことをやるつもりなのだ。それは、国民一人ひとりのためでは勿論ない。金持ちの、軍需資本家のたくらむことである。平和をかちとるためには、たいへんな努力が必要である。簡単なことではない。生き方、考え方、しっかりしないと、流されて、のせられて、とんでもないことになってしまう。殺人を、無理やりさせられるのである。心して、今度の参議院選挙に臨もう。いいかげんな気持ちでは、あぶない。

いい人はいい。・・・かしこい反撃を。

2007年07月02日 09時03分20秒 | 思考試行
 小学生時代に、国語の時間。「いい人はいいね。」という言葉が、教科書にでてきて、しばらく学級内ではやったことがあった。しかし、さすがに、そんなに悪いヤツがいるわけもなく、一時のことで、もう長い間忘れていた。

 昨日、小池さんのことを、印象として、書いたが、共産党の議員は、総じて、この「いい人」にあたる感じがある。戦争反対、憲法9条反対をマジメにとりくんでいる。

 それでは、失敗しないかといえば、それは、そうとはいえない。人間だから、何をやらかしてしまうか、それは、わからない。ただ、どのようにしようかということは、設計図面で明らかにできるので、それをやるかやらないか、ということに関しては、公表しているのであるから、それを選択の根拠とすることができる。

 そして、それが、信頼できるかどうか。有権者は、これを判断することとなる。

 目下のところ、憲法9条を変えるということを、鮮明にだしてきているのは、多数の議席を、「郵政劇場」でカチトッタ小泉さん、安部さんだが、議員のなかでは、明らかに多数派である。平和を求める立場からいえば、いま、非常に危険なところにある。現に、彼らは、今できることをチャクチャクすすめてきている。

 世間の人びとの本当の気持ちはどうなのだろうか。戦争をしたいと思っている人が多数だろうか。そんなはずはないと思う。しかし、どんな事情があろうとも、一旦議席を獲得すれば、なんだって、決められるのである。

 憲法9条について、口にした以上、これに対して、どういう反応がでるのか、まことに、恐ろしいところに、国民は今、立たされている。彼らに、多くの議席を与えたとき、世界中をアメリカの手先となって、はしりまわる自衛隊の姿が目に浮かぶ。そして、徴兵制だって、引かれるのは、すぐかもしれない。

 何のために利権集団のために、奉仕する仕組みを受け入れるのか。昔なら、いざしらず、人類はいまや、世界と結びつき、大衆は、バカではないのである。戦争勢力に対する、堂々とした、かしこい反撃を、見せてもらいたいものである。

マジメとおチョケ

2007年07月01日 17時44分14秒 | 思考試行
 人間の生涯は、どうあるべきか。なんてことを、問題にすえても、なかなか解答がでるものではない。

  しかし、だれか身近で、モデルになるような人がいれば、これは、その人を真似て行動していると、大きく間違うことはないのではないか。ということはできる。

 そのモデルがいい人であれば、いいのであるが、ヘンナ人の真似をされると、それは具合がわるいけれども。しかし、ある人をいいと思うのに、ヘンナ人を良いとは思わないという確信があるのか、といわれると、根拠があるとはいえない。しかし、良心というものがあって、なんとか、やって行けるのではないだろうか。

 NHKの日曜討論を聞いていて、共産党の小池さんは、その点、良いと思う。誠実で、解りやすく、筋が通っていると思う。人格的にも、好感がもてる。こういう人が、たくさん出てくれると、世の中、そんなに変な方向にはいかない気がする。

 ハマコウさんは、みるからに恐そうだし、もう議員は辞めているようだからいいのだけれども、ああいう人は、いいとは思えない。母親のことをいうと泣いたりして、いわゆるウケル行動をとったりする。コワモテなのに、カワイイなんていいそうである。昔、彼が議員だったころ、国会見学に行ったことがあった。議場の委員会室で、彼をみたが、実に恐い顔をして、大手を振って歩いていた。そして、当時の共産党の議員を、肩で押しのけるようにした。傍若無人とはこのことか、という強い印象をもった。小生は、コノテの人は、苦手だし、彼は、本当に悪党だと思う。こういう人が、まともに扱われるのをみると、本当に世の中おかしいと思う。

 一方気になる態度として、威勢がよく、調子が良すぎるのもへんだと思う。「きっこの日記」は、たくさんの、いわば、裏事情というか、マスコミ報道にあらわれないような、情報を流してくれている。それは、いいのだけれども、調子にのったようなところがあって、少しマジメでない印象がある。

 マジメがダサいという感覚なのだろうか。マジメはマジメでいいのだと思う。品よく、のびのびとやってほしいと思う。悪ぶる人は、すぐに手のひらをかえしたりするのである。マジメをバカにしないでほしいのである。あまり、調子をこいてると、ハマコウさんあたりと、けっこう気があったりするのである。少し危ういのである。

 憲法9条改定に反対であったり、戦争に反対なら、本当にそのことで、まとまって、行動したり、協力しあったりするのは、当然だと思うのだが、こういうときにこの、おチョケぶりが、人気を博したりして、力をもつと、本当にマジメに考えている人びととの間に、クサビを打ち込む効果を、発揮することがある。戦争勢力
は、その辺をみているのである。状況がかわると、あっさり、転向という可能性もなくはないのである。