連続で入選していた俳句の投句、このところ、読み上げられない。入選句はいずれもよく、こちらの方は、残念ながら水準に達していないのだろう。
あれほど、続いた入選ラッシュが、パタリとやんでしまうと、途端に、展望が開けなくなるから、人間の感情というのは、ひ弱な面もあるということだ。
いろいろ勉強し、情景を「作り出しても」それが、人工的で無理があると指摘されているようだ。選者は千里眼かといいたい。よく見えているんだ。
昨日、伯母が作句したものを、母親が清書したものが出てきた。今まで、見ても難しい漢字があったりして、「放置」していたもので、所在も不明であった。
読んでみると、写生句が多く、真面目で、努力家であったことが良くわかる。ある俳誌の同人だった。流石である。たまたま、投句先の兼題と同じ言葉もでてくる句もあった。これは、入選間違いなしと思う。
入選しないとなると寂しいことであるが、投句する人の層がひろがり、水準が高くなっているのだから、それはいいことである。それにしても、この現象で、句仲間たち、いっぺんに熱が冷めてしまわないかと、少し心配ではある。
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