女医さんが来た。

　午前１１時をまわって、女医さんが来てくれた。もう若くはないが、それでも若者のニオイがする。こちらからみれば、年下の人だから当然である。もっとも、いつの間にか、どこへ行っても、年長者になってしまうことが多いようになった。

　実に気さくな人で、ネコが側へ行く。ネコについての質問がでたりして、いかにもネコ好きの様子である。久しぶりの感触やわ、といいつつ、ネコの背中をなでている。それも、好ましい。義母は、寝たままで起きようとせず、敬語を使わず、面白い側面を見せている。

　だんだん態勢ができてきて、妻も小生も、落ち着きが出てきた。なにをやるにしても、意欲をもってすることの大事さを思う。妻の机の上の蛍光灯と、小生の机の上のテーブルスタンドを交換した。妻はほとんど、スタンドを使わないが、小生のものが、少し接触が悪くなり、ときどき消えたりするので、交換することとしたものである。結構、大工事であったが、それも、意欲的にできた。

　安定的な光が確保できたし、それも、イライラ感の一部であったことに気付いたものである。すべてはつながっているのである。

　あちこちリズムができてくるから、不思議である。