社会、政治、仕組、歴史のなかで、人の生き方について、さまざまに語られ、工夫され、制度面にもおおく反映されてきている。
改善できたと思えば、いつの間にか退行して、元の木阿弥になっている場合もあり、もっと以前よりも状況がひどくなっている場合もある。
人間が生きるということについて、真剣に検討され、考慮され、制度面はいうにおよばず、社会的にも倫理的にも、進歩しなければ、動物本来の弱肉強食の本質が幅をきかす。
それが適度に働けは、それでいいのかもしれないが、人間そのものが、自然の産物といいながら、大脳の発達による様々な変化、進歩は人為的な営みのなかで、自らの存在を保ってきているといってもよい。
人間の責任において、自然を改変し、自分たちに都合のいい世界を築いてきているのである。となれば、人類は、将来社会を見据えて、どういう振る舞いをしていくのか、当然ながら、真剣かつ誠実に考慮し、検討しなければならない。
目先の儲けや、自己本位の価値観を当然と考えるようでは、各所に歪が発生する。好ましくない事象のそれぞれについて、よく検討されるべきである。
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