手数料を下げられ、銀行振込の手数料を下回る事態となって、仕事として続けることは不可能となった。とんでもない保険会社のやり方に、もはやこれまでと決意した。
思えば、前職を失い生業として、保険代理店を始めたわけだが、個人の人間関係をもとに、多くの方々の支援を得て、ここまできた。
おかげで、なんとか生存してこれたわけだが、鵜飼いの鵜のように、大資本の手先の集金人というわけで、エリート社員は、代理店を小馬鹿にしながら、お客扱いをしたり、それなりのドラマがあった。
顧客の皆さんには、本当にお世話になった。人間勉強を多くさせてもらった。ここでもいろんなドラマがあった。飛び込み営業もした。結構成功したケースもあった。だが、大半は、うまくいかない。
集めた保険料と、保険会社が支払った保険金をみると、小生の場合は、大きな事故も何件かあったが、それでも保険料の方がはるかに多い。少なければ、保険会社が成り立たなくなるのだから当然だが、かつては、横並びであったから、のどかな感じだったといえる。
もはや、儲け主義がだんだん台頭してきて、代理店の存在は、かつてのようなわけにはいかなくなっている。これも時代だが、進歩しているのか、滅びへの道の一現象なのか。いずれわかるときがくるかもしれない。
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