連日の放送を追いかけて、ついに最終日を今日迎える。梶の強さは、普通ではないがそれでも普通といいたい。そうでなければ人間として生まれたのにさびしすぎる。
さて、今日の最終回、記憶が戻ってきている気もするがどうだったか確たる自信がない。今夜を楽しみにするほかない。それにしても、根気が続くようになっているのは我ながら驚く。かつてなら連載というだけで敬遠していた。
継続ということはそれだけのボリュームがあるので、短いものとはちがう迫力がある。真意がつたわってくる。それは、結構応用範囲が広い。忍耐と意志がいるけれどもその効果は違う。
たとえば、数学などは、途中を飛ばしたりすれば、スジが追えなくて興味もなくしてしまう。以前にも書いたが、マセマ出版の数学の本は、すごくいい!わかりやすくスジを追って説明してくれる。話が横道にそれるけれども、この本との出合いで、数学に興味をもつことができるようになってきた。コツコツとやっていくなかでモノになっていく。より味わいのある人生のために意外と効果があるのではないかと予感している。
ともかく「人間の条件」は今夜で終わる。ここまでみてきて、本当に良かった。いろんな題材が与えられた。これこそ芸術の効用である。ノンフィクションとは違う効果がある。
戦争は悲惨であるが、それがなければこういうドラマの世界はあらわれない。そして、起こってしまった以上は、これもまた現実であり、人間がしたことであって、貴重な教訓としなければならない。「戦争」は世界で、いまもなお続いている。
世界に平和をもたらす仕事のために、日本こそ憲法を武器にしてその役割を果たしていく「任務」があると思う。「梶」のような、そういう政府、国民となって世界に貢献していくべきである。
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