空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

ヨーロッパの歴史を少し勉強して

2012年01月21日 11時53分06秒 | 思考試行

放送大学のテストを明日に控えて、テキストを読んでいる。放送教材は例によって、あまり見られなかった。もったいないことだが、時間がとれず、致し方なし。

テキストを読んで思ったことは、ヨーロッパの歴史は、戦いの連続であることである。東からのフン族などからの圧力や、ゲルマン民族、アングロ・サクソン、などの浸入、もともといたケルト人達は、その座をあけわたす、ローマ帝国の興亡、その後も、とったりとられたりの連続。

後の強国同士の争いに至るまでも、争いが続く。背景には、宗教問題もある。飢饉やペストなどの災害。支配被支配の連続。穏やかな平和な感じが、あまり出てこない。王権と教皇との力関係の変遷。

そして、ヨーロッパは、外へ行く。植民地争いの展開。そこでの栄枯盛衰。非ヨーロッパの被害、災い。科学技術の目覚しい進歩は、ヨーロッパで著しいが、歴史的には、後発組みである。先行した中国やアラブなどが、追い越されてしまったのは、なぜか。

ヨーロッパの歴史をみると、切磋琢磨しなければ敗者となり、ひとたび差がつけば、それは長期にわたって覆すのが難しくなる実態があることだ。ただ、そこには、本当の力の源泉が動くときには、都合のいい支配者の論理は、崩れ去るしかない風景もみえる。イギリスのアメリカでの勝利と、アメリカの独立。

そして、今ヨーロッパは、統合を目指して苦闘している。どういうことになるのか、渦中にいて、その先は解らないけれども、今につながる歴史の話は、壮大なドラマをみているようである。

先日、古い映画「ジャンヌダルク」をみたときに、今回の勉強が本当に効果的であった。時代背景を忠実に再現しようとする演出の意図がよく理解できたのである。さて、こうはしておれない、ドロナワをなわなくては。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿