権力温存のために、政治を行っているのか、それとも、人民、国民、市民のことを真剣に考えているのか、今、世界の政治が露わになってきているような気がする。
近づいている選挙のために、人気取りの政策を打ったり、裁判対策であったり、後援者のご機嫌をとるために、国の行事を私物化したり、野党に目をつけられると、文書を破棄し、調べると言葉でいいながら、その気はまったくなく、役人の人事権をしっかり握り、政権に協力させる態勢を築くのに一生懸命である。
そして、官僚も人の子である。見事に、これに呼応して、政権の言うまま、求められるままに、全面的に忖度しまくっている。
そこには論理も正義もない。恥知らずと言われようと、論理的に破綻していようが、要は多数決だと割り切っている。これは、人類社会にたいへんな害悪をもたらし、当事者の方々の精神衛生上も、相当な傷をつけているのではないかと危惧する。
あの世があるかどうか、知る由もないが、この世ではひどい屁理屈をこね、あちこち害悪をまいた人、とりわけ、わざとやった人々は、まちがいなく地獄へ行ってもらいたいとおもう。そうでもしないと、この世だけでは勘定があわない。
だが、安倍さんを見ていると、あまりにシレっとされているので、なにがあろうと、シレっとする技をマスターしておられるのだなあと感心する。
大ウソつきは、自分をきっちり騙すという。自分が自分を騙さないで、人を騙すことなんて不可能なのかもしれない。騙すというより、思い込むという技かもしれない。
思い込むことによって、うそをついても、平気でおれるのだろうし、論理が破綻していても平気なのだろう。
誠実でない人間は、やはり醜い。麻生副総理などは、もはや悪相である。正義の味方とは思えない感じが、その態度、表情に表れているようにみえる。真面目で誠実な人はあんな表情や態度はとらないと思う。
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