フジテレビ系列の番組で結構時間をとって、橋下知事の大阪都構想を知る機会があった。「地味」な問題で、仕組みを変える話だから、素人には「わかり難い」話なのだそうだ。聞いているとそんなに難しそうでもないように思うが、ともかくかなりの熱意を持っていることがよく解った。
司会者や、解説の学者、記者などの質問に、テキパキと情熱をこめて話をするので、説得力が感じられる。知事の顔は童顔なので、政治家らしくなく、しかもラフなシャツ姿で権威的ではないし、中央政界との関係を聞かれて、「自分のような若造」がみたいな話をして、問題にしない。応接によどみがなく、迫力がある。
大阪府知事というのは、そんなに軽いのか、と少し思ったが、それはそれで、実態を示しているのかもしれない。今の政界のあり方についても、鋭い批判をいれる。首相を「消耗品」扱いにしている政界に対して、憤りを感じている。今のままでいくと、日本が目茶苦茶になると本気で心配している姿を見た。
小泉劇場の体験があるから、迂闊には乗れないという思いはあるが、彼の場合は、相当準備があるようだし、なにより真剣さの度合いが違う。タレント弁護士の時代から見ているけれども、これはいいな、と思わされた。
小生は、仕事で大阪府に行くことがある。建設業の手続き等に行くと、相当変わっている。システムが変わり、便利がよくなっている。民間の力をいれて、今までと全然違う。これなどは、明かに、橋下知事の仕事である。彼の本気度の一端を示している。
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