菅さんの退陣が、本決まりになってきて、朝日の記事内容もようやく、マトモになってきた。社説は、「今、民主主義を鍛え直す」の見出しであり、同じ面のザ・コラムには、編集委員の根本清樹氏の「政治史の教訓が生々しい」がある。根本氏の見出しには、小さな脇見出しがついている。・・・「駄獣の群」?
震災以後の政治状況は、自らの都合を振り回した、バカ自民党の政権奪取オンリーの戦略戦術の前に、まともな話し合いができず、ニシダくんや、イナダくん、ヤマモトくんや、イシハラくん、自民党のすべての諸君が、目を三角にして、ただただ罵倒するばかりで、法案審議にも話し合いにも入らず、菅政権をイジメに苛め抜いた。
すべては、参議院の逆転から始まった。こうなれば、話し合いなど、意味がなくなった。自民は、解散をめざすばかりで、菅さんの暴発的解散をまちのぞんだ。こういう連中は、まさに、「駄獣の群」である。被災者のことも考えず、これでもか、とばかり既定路線を突っ走る。邪魔をしまくったあげく、政府与党が何もしないから、議員立法を出すとした、これが、いかに、小汚く、悪辣な品性であることか、民主は、それでも文句を言えずにこれに従うよりなかったのである。
こんなことを続けていたら、政治は死ぬのは明らかである。朝日の記事は、こういう背景には、直接言及しないで、過去の問題をとりあげ、間接的な表現で、この間の事情を批判しているのである。ものごとには、明確に立ち向かい、問題をはっきりさせなければ、真の解決はない。野田候補は、早速大連立を言い出している。なにも事がすすまないからだ。ところが、自民党には、民主の延命に力を貸す必要はない、という意見もあるそうだ。
小選挙区制というのは、民意反映など考えてはいない。権力交代だけを考えている。そこで、大連立などすれば、論理矛盾も甚だしい。それでも、緊急時の今、瓦礫の片付けさえできないようでは、野田候補がいうのは無理もない。
被災地の首長が、言うように、議会を東北で開くべきかもしれない。現地へきて、この瓦礫をどうするのかの話をしないで、「延命」がどうのこうのといえるのだろうか。
菅さんは、やはりしっかりしていますね。最後まで天晴れです。
さて、これから、世界は、変わらないといけないことが、はっきりしてきています。
人間社会は、まだまだ、始まったばかりです。このまま、滅んでしまうようでは、もったいないですものね。
しっかり、発言していきましょう。
今回、インターネット上では、菅さんの激しい批判が多く、この『空を見ながら』さんのblogを探し当てた時は、本当に嬉しかった…。
自分自身に人の幸せを願う良心が薄い政治家が、自分の存在維持の為 票稼ぎに躍起になれば、多分この時代、正しい判断をする事は不可能でしょう。
それは、視聴率を追うテレビ局も同じです。
人の幸せを願う 心ある政治家を求めます。
自分もそういう人になりたいです。
放送大学…学んでみたいです。
仕事もあり、今大学生を抱えて、お金も時間も余裕がないのですが、学ぶ心を忘れずにいたいと思っています。
私にとってはこの『場所』学びの場です(^-^)