現実から取材することもあるけれども、まったく架空の場合もある。現実は、そうは面白くなくても、ドラマとして、脚色されるとそこに魅力的な世界が出現する。
ドラマをみることによって、感動し、心を揺さぶられる。それが、生きる糧ともなり、刺激されて、新たな認識の世界があらわれることもある。ドラマの存在意義、役割がでてくる。
朝のドラマ「カーネーション」は、有名な女性デザイナーの一家と周辺の人々がモデルとなって、登場する。大阪の南部岸和田が舞台で、ダンジリが登場人物たちの「精神的」なバックボーンとなっているサマが表現される。
ことばづかいといい、ドラマに、大阪岸和田の雰囲気がでていて、生き生きしている。ドラマは、明かに現実とは違うのに、説得力があって、本当に面白い。
すさまじい姉妹ケンカが展開される。ケンカしながら仲がいい。エネルギッシュな人々の懸命に生きる姿は、感動的である。俳優陣の努力や、キャラクターが大きな役割を果たしている。ウソとしっていながら、ドラマをみて、泣いたり笑ったりしている。人間というのは、本当におもしろい存在である。
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