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まだ英語の勉強をしますか

2012年08月20日 | 英語
英語の勉強はしないでください。

単語は覚えないでください。

文法は勉強しなくてもいいです。

日本語に訳さないでください。


「エッ?」と言われます。

ボクの口癖です。

ボクの持論です。


これはあくまでも英語で会話をしたい人へのアドバイスです。



一般に英語の勉強は2つに大きく分けられる。


一つは、いわゆる英語の勉強です。

これは、資格試験のためや文章力(読み書き)をつけたい人のための勉強。



もう一つは、英語で会話をするための勉強。


ボクの助言は、後者の人へのものです。



じゃあ、何をすればいいの?


よく使うフレーズで覚えてください。


自分の求める状況にあった短い文章を

繰り返し口から出して言ってください。


条件反射的に言えるようになるまで繰り返してください。

Thank you. といわれたら、

You're welcome. と咄嗟に出るように。


ただし、How are you?と聞かれて、

常に I am fine, and you?だけでは余りに味気ないものです。


今の時代、本当に fine の人を見つけるのは難しいからです。

tired とか、sleepy とか busy とかいうのが本音でしょう。


それでも、prety wellとか、no badなどと言えればいいでしょう。


発音(フォネックス)は大事です。

初心者の人に多いのは英語にカナをつけるやり方です。


これではいつまでたっても発音がよくならないだけでなく

英語が読めません。。


英会話ができる人の特徴は

日本語を頭に浮かべず、

イメージで話します。


長ったらしく思える文章でも短いフレーズを繋いで使います。

文法上間違っていても平気です。

間違いを気にせずドンドン単語を連発すのです。

簡単な単語をうまく組み合わせます。


聴く、話す単語やフレーズのポイントを掴んでいます。

分からないときの対応の仕方を知っています。

気後れをしません。



――――――――――――――――――――――――――

どうすればそうなれるのかは、

とにかく伝わる達成感を感じることが大事です。

文法通りに話さなくても伝わるんだという実感を味わうことです。

英語を母国語としない人たちの英語は、とにかくいい加減です。

それでも、伝わるし、臆せずしゃべります。


そして、世界ではいわゆるネイティブ同士でない人たちの会話が

80%ほどを占めます。


だから実際外国へ行ってみることをお勧めします。

場数を踏むことが大事です。

慣れが必要です。

そうすれば条件反射的になってきます。

どちらかというと、反射神経や運動神経の方が役に立ちます。


文法の勉強や、

語彙を増やすことは、


それからやればいいのです。

自分の英語がまず伝わる実感を掴めば、

そうした勉強をするのが楽しくなります。

そうなれば、〆たものです。

自分自身を常に英語環境の中に置きだすのです。



日本にいても外国人と話す、接するのが楽しくなります。

物怖じしなくなります。

積極性が出てきます。

社交的になります。

明るくなります。

世界に飛び出したくなります。

目的を持つことでさらに飛躍します。


想像力が付きます。

今までになかったアイデアが出るようになります。

スキルとキャラクターの両方を磨くことが出来るのです。


良いことずくめです。

日本語がおろそかになるなんて馬鹿なことをいっている人もいるけど、

むしろ、日本語の使い方や語彙が豊かになります。


TOEICや英検などの資格試験も、

仕事上必要とされたり、マニアでなければ受ける必要はありません。


時間もお金もかかるわけだし、

その分、海外に足を運んだり、

映画やドラマを見る時間に費やした方がまだましです。


一日2時間、本で文法の勉強をするくらいなら、

毎日一本、DVDで映画やドラマを見た方がよっぽど効率はいいです。


同時に内容も楽しめるし、

文化やマナー、表情や仕草、受け答えのタイミング等など、

生きた英語が身に付きます。


以上、英会話の上達の仕方でした。