なぜボクはこうまでもベトナムに魅かれるのか?
5年前、初めてベトナムを訪れて以降、
足しげく通い始めた。
年に3~4回、今まで通算16回の訪問を数える。
アジアには
韓国(5回)、中国、香港(3回)、インド、ネパール、モンゴルを始め、
東南アジアでは、ベトナム以外にタイとフィリピン、
それにカンボジア(1回)、ラオスしか行っていない。
まだ、少なくとも
インドネシア、マレイシア、ミャンマー、バングラデシュには行かなければならない。
それなのに
なぜベトナムだけにこんない飽きもせず通うのか。
理由を述べよう。
何か得体のしれない蠢きのようなエネルギーを感じるのだ。
まるでパワースポットに入り込んだような波動がある。
ただ混沌としたインドとも違う、
エジプトのカイロとも違う、
モロッコやトルコの旧市街の猥雑さとも違う何かを感じた。
若さと、未開と、そして発展を遂げる国といったイメージだ。
ベトナムには大きく分けて3カ所の見所がある。
北のハノイ、
中部のフエ、ホイアン、
そして南部のホーチミンシティ。
それぞれに特徴があり、顔が違う。
日本の町や、多くの国の町の顔が
金太郎飴のように今何処へいっても同じに見えるだけに、
ベトナムのそれぞれの町の顔は際立つ。
東の海、西の山、山紫水明に富む。
ベトナム国内には50以上の民族が生息しており、
ラオスや中国との国境にほど近い山岳少数民族の生活も興味深いものがある。
そしてそのほとんどが、ベトナム国民として平和に暮らしている。
中国とは雲泥の差がある。
―――――――――――――――――――――――
ボクが行くのは主にハノイだ。
旧市街に宿をとることが多い。
10日間、ハノイを動かなかったこともあるが
ピープルウォッチングだけでも飽きない。
極度の喧騒の中は、自然に似る。
東京で人ごみの中にいると不思議と孤独を感じるのと似ている。
周囲の人々やビルが視界から消え、
まるで草原の真っ只中に放り出されたような感覚を覚えるときがある。
それに近いのだ。
内陸なのに湖が多く街の至る所でオアシスを感じさせる。
ハノイを漢字で「河内」と書くのもその由縁だろう。
日本と同じお米の国である。
2毛作、3毛作で取れるため、コメを輸出している。
水田が多く、日本の原風景を感じさせてくれる。
――――――――――――――――――――――――
まだまだある。
とにかく若い。
10代後半から働いている。
それがエネルギーの源だろう。
日本が失った大きな財産がそこにはある。
共産国でありながらまったくその匂いがしない。
庶民の暮らしを見ていると自由そのものだ。
もちろん、汚職や賄賂はつきものだが。
そのくせ安全である。
夜道を歩ける安全性はどこより勝るだろう。
もちろん油断は禁物なのは何処も同じだが。
食べ物に関して言えば日本人の口に合いやすいものが多い。
香草は好き好きだが、野菜を多く使うのは日本食より健康食かもしれない。
ライスペーパーでクルリと巻いた生春巻きはボクの大好物だ。
そして、お米の国なのに、これまたパンが美味い。
それも、フランスパンときた。
そもそもフランス領だったところから来ているが
コッペパンのような形をしていて、外がパリパリで中はフンワリ。
サンドイッチがよく似合う。
宗教面においても、日本と同じ大乗仏教の国であり
お寺は町の各所にあってもさほど宗教臭くはない。
それとお箸の国であることも日本と共通している。
何より、親日的である。
これは、韓国、中国と比べれば実にありがたいことだ。
日本人というだけでリスペクトされる雰囲気がある。
ボクを最初に虜にしたのは
ビールとコーヒーの国でもあったことだ。
男たちは昼間から路上の低い椅子に腰をかけて
ビールジョッキを煽っている。
「昼からビール」はボクの大好きなライフスタイルだ。
それに、街中のいたるところにカフェがあって、
コーヒーのいい香りが漂っている。
ボクの嗜好にピッタリ合致した。
ベトナム人は一般に勤勉で手先が器用だ。
そして性格的には、明るい。
まるでラテン気質を持っているかのような錯覚に陥る。
それでいて
アメリカを打ち負かすような底知れぬしぶとさを持っている。
ベトナム戦争が尾を引いているのか、
アメリカ文化の匂いがしない。
マックもスタバもサブウェイもセブンもない。
どこか物足りなく、ホットもする。
むしろ、建物に見られるフランスの風が優雅さを感じさせてくれる。
忘れてはいけないのがベトナムの女性だ。
ベトナムの女性はよく働く。
男がだらしない分、女がガンバル。
だからベトナムの女はやたらと強い。
夜の営みに関してはなおさらだ。
結婚すると、男はみんな奥さんの顔色を見ながら
戦々恐々と暮らしている。
時に滑稽だ。
それもまたベトナム女の魅力なのだが。
アオザイ姿がそれをまたそそる。
まあ、そんなこんなで
ボクもドツボにはまり込んでしまったわけで・・・。
結局は、そこかい?なんてヤボなことは言いっこなしだよ。
さあ、男諸君!
ベトナムに行きましょう、ベトナムに。
もちろん、女性にも良い国ですゾ。
5年前、初めてベトナムを訪れて以降、
足しげく通い始めた。
年に3~4回、今まで通算16回の訪問を数える。
アジアには
韓国(5回)、中国、香港(3回)、インド、ネパール、モンゴルを始め、
東南アジアでは、ベトナム以外にタイとフィリピン、
それにカンボジア(1回)、ラオスしか行っていない。
まだ、少なくとも
インドネシア、マレイシア、ミャンマー、バングラデシュには行かなければならない。
それなのに
なぜベトナムだけにこんない飽きもせず通うのか。
理由を述べよう。
何か得体のしれない蠢きのようなエネルギーを感じるのだ。
まるでパワースポットに入り込んだような波動がある。
ただ混沌としたインドとも違う、
エジプトのカイロとも違う、
モロッコやトルコの旧市街の猥雑さとも違う何かを感じた。
若さと、未開と、そして発展を遂げる国といったイメージだ。
ベトナムには大きく分けて3カ所の見所がある。
北のハノイ、
中部のフエ、ホイアン、
そして南部のホーチミンシティ。
それぞれに特徴があり、顔が違う。
日本の町や、多くの国の町の顔が
金太郎飴のように今何処へいっても同じに見えるだけに、
ベトナムのそれぞれの町の顔は際立つ。
東の海、西の山、山紫水明に富む。
ベトナム国内には50以上の民族が生息しており、
ラオスや中国との国境にほど近い山岳少数民族の生活も興味深いものがある。
そしてそのほとんどが、ベトナム国民として平和に暮らしている。
中国とは雲泥の差がある。
―――――――――――――――――――――――
ボクが行くのは主にハノイだ。
旧市街に宿をとることが多い。
10日間、ハノイを動かなかったこともあるが
ピープルウォッチングだけでも飽きない。
極度の喧騒の中は、自然に似る。
東京で人ごみの中にいると不思議と孤独を感じるのと似ている。
周囲の人々やビルが視界から消え、
まるで草原の真っ只中に放り出されたような感覚を覚えるときがある。
それに近いのだ。
内陸なのに湖が多く街の至る所でオアシスを感じさせる。
ハノイを漢字で「河内」と書くのもその由縁だろう。
日本と同じお米の国である。
2毛作、3毛作で取れるため、コメを輸出している。
水田が多く、日本の原風景を感じさせてくれる。
――――――――――――――――――――――――
まだまだある。
とにかく若い。
10代後半から働いている。
それがエネルギーの源だろう。
日本が失った大きな財産がそこにはある。
共産国でありながらまったくその匂いがしない。
庶民の暮らしを見ていると自由そのものだ。
もちろん、汚職や賄賂はつきものだが。
そのくせ安全である。
夜道を歩ける安全性はどこより勝るだろう。
もちろん油断は禁物なのは何処も同じだが。
食べ物に関して言えば日本人の口に合いやすいものが多い。
香草は好き好きだが、野菜を多く使うのは日本食より健康食かもしれない。
ライスペーパーでクルリと巻いた生春巻きはボクの大好物だ。
そして、お米の国なのに、これまたパンが美味い。
それも、フランスパンときた。
そもそもフランス領だったところから来ているが
コッペパンのような形をしていて、外がパリパリで中はフンワリ。
サンドイッチがよく似合う。
宗教面においても、日本と同じ大乗仏教の国であり
お寺は町の各所にあってもさほど宗教臭くはない。
それとお箸の国であることも日本と共通している。
何より、親日的である。
これは、韓国、中国と比べれば実にありがたいことだ。
日本人というだけでリスペクトされる雰囲気がある。
ボクを最初に虜にしたのは
ビールとコーヒーの国でもあったことだ。
男たちは昼間から路上の低い椅子に腰をかけて
ビールジョッキを煽っている。
「昼からビール」はボクの大好きなライフスタイルだ。
それに、街中のいたるところにカフェがあって、
コーヒーのいい香りが漂っている。
ボクの嗜好にピッタリ合致した。
ベトナム人は一般に勤勉で手先が器用だ。
そして性格的には、明るい。
まるでラテン気質を持っているかのような錯覚に陥る。
それでいて
アメリカを打ち負かすような底知れぬしぶとさを持っている。
ベトナム戦争が尾を引いているのか、
アメリカ文化の匂いがしない。
マックもスタバもサブウェイもセブンもない。
どこか物足りなく、ホットもする。
むしろ、建物に見られるフランスの風が優雅さを感じさせてくれる。
忘れてはいけないのがベトナムの女性だ。
ベトナムの女性はよく働く。
男がだらしない分、女がガンバル。
だからベトナムの女はやたらと強い。
夜の営みに関してはなおさらだ。
結婚すると、男はみんな奥さんの顔色を見ながら
戦々恐々と暮らしている。
時に滑稽だ。
それもまたベトナム女の魅力なのだが。
アオザイ姿がそれをまたそそる。
まあ、そんなこんなで
ボクもドツボにはまり込んでしまったわけで・・・。
結局は、そこかい?なんてヤボなことは言いっこなしだよ。
さあ、男諸君!
ベトナムに行きましょう、ベトナムに。
もちろん、女性にも良い国ですゾ。