世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

最強の幸せの秘訣

2013年06月19日 | 人生
お金持ちになることが幸せになることだ。


豪邸や億ションに住み、別荘を各所に持って

高級カーを数台乗り回す。


ブランド物で身を飾り、高級レストランで食事をとる。


そういう人は、常に見せびらかす相手がいないと意味がないので

お金で釣ってつるむ性癖がある。


本当の友達はいるのだろうか。

家族はどうなっているのだろうか。


幸せってそういうことなのだろうか。




否、そうではないとみんな気付いている。

だけどお金の呪縛からなかなか逃れられないでいる。



お金を稼いで、ものは買えるが人の心は買うことができない。

一部の人の体は買うことができても。



どんなにお金があっても、人間関係だけは買えない。


むしろお金持ちは羨望と嫉妬を買い

孤独になり不幸な道を辿る場合が多い。





人間関係を円滑に保つにはではどうすればいいか。


答えは簡単だ。


相手より裕福になってはいけない、ということだ。


夫婦関係は、夫より妻の方が裕福であればうまくいく。

経営者は従業員より裕福になってはいけない。


自分が潤うことに血眼になるから人が離れて行くのだ。




だからいくらお金を稼ごうとしても、

いくらお金の稼ぎ方のセミナーに行ったとしても


絶対に幸せにはなれないのだ。



幸せになりたかったら、自分の持っているものを分け与えなさい。

物でなくてもいい。

時間であり、労働であってもいい。

感謝の気持ちを表す。


そして相手を幸せにしてあげなさい。



特に知識の出し惜しみをする輩がある。

あたかも無形文化財のように。


それは、自分は素晴らしいアイデアを持っているという優越感に浸ろうとするからだろう。

そして真似されることを極端に恐れる。


すぐに真似されるようなアイデアはゴミと同じなのだ。

アイデアの中には「愛」が含まれていなければならない。




今なぜシリアで、トルコでブラジルで内紛や暴動が起きているか。

発端は様々でも、その根本原因はどれも格差である。


一握りの権力者や経営者が私腹を肥やす時

そこには必ずと言っていいほど軋轢が生まれ揺れ戻し作用が起きる。



日本で起きないのは、日本が豊かである証左である。

それは物質ではなく、日本人の心の豊かさなのだ。


日本人ほど謙虚な民族はいない。

謙譲の美が行き届いていいる。


日本には素晴らしい言葉がある。

お陰様。

お互い様。


「もったいない」は世界的に通用するようになった。


日本には世界に通用する「おもてなしの文化」がある。


サービスに関しては天下一品である。

それでいてどこかの国のようにチップは一切取らない。


バスや電車に乗ると、うるさいほど案内が流れる。

気遣いを超えて、余計なお世話的な文言もあるほどだ。



それほどの美徳を海外に売ればいい。

日本旅館に至っては、おもてなしの宝庫だ。


それはアメリカナイズされたホスピタリティやサービス、エンターテインメントとも質を異にする。

(和英辞典によれば”hospitality; entertainment; service”といった言葉が並ぶ)



日本古来の武士道、茶の湯、儒教といったものから由来すものだろう。




世界中が幸せになるには、

世界中の人がこの「「おもてなし」を体得することにあるのではないか。



そこで考えた。

外国人のための「おもてなし」教室を開こう。


海外に「おもてなし」を輸出しよう。


余計なお世話と言われない程度に。


具体策はこれから練る。




【補足】


NPO法人「インターナショナル・プロジェクト協会」は

クールジャパン構想の一環として


この「おもてなし啓蒙事業」を掲げる。