世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

いつも終わってみれば、アッという間

2013年06月02日 | 
旅の終わりはいつも空(むな)しい。

センチになる,しんみりする。


いつもそうだ。



それは、子供の頃夏休みが終わりに近づくのと似ている気がする。


1年以上も世界を巡っていたって、帰る日がやってきたのだ。


たった2週間足らずの短い旅の空。


今回は、一所にじっとして日がな一日働き続けていた。

これも旅。


それも終わりに近づく。



きっと人生もそうなんだろうな。

死ぬとき、意識があれば「あっという間の人生だったな」と思うだろう。


滅茶苦茶な人生だったけど、面白かった。




やりたいことはきりがないけど、

やれることはすべてやってきた気がする。

やり切った、やり尽くしたというには程遠いが。



だがこれで良かったのだ。

精いっぱいやった。

精いっぱい生きて、生かされてきた。



いっぱいいっぱい人に迷惑かけた。

いっぱいいっぱい人を悲しませた。

でも、いっぱいいっぱい人を愛した。


身勝手と言われても、ボクはボクであることを貫き通した。


    ボクの店の2階の壁に書いてある


心に刻んだ想い出は、最も大切なボクの財産だ。

誰も奪うことは出来ない。




人生って、こんなもんさ。

どんな人生も、あっという間に終わってしまうのさ。


    練炭でやかんを沸かす


    一人で店を切り盛りするおばさん




【追記】


出来ることならこのままずっと旅を続けていたい。


世界一周癖がついて抜け切らないでいる。



知らない土地へ行って、

知らないことをいっぱい経験して、

知らない人と恋に落ち、

また知らないところに旅をする。


限りなく出会いと別れを繰り返し、

川の流れの様に留まるところを知らない。


そんな人生がボクは好きだ。