デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

さかな記者が見た大震災 石巻讃歌

2015-02-20 14:48:07 | 買った本・読んだ本
書名 「さかな記者が見た大震災 石巻讃歌」
著者 高成田享  出版社 講談社 出版年 2013

著者の誠実な人柄がにじみでてくる一冊である。3・11の直前に勤務していた石巻支社を定年退職した著者が、3・11を知ったのはパリだった。日本に戻ってから石巻に入り、さかな記者として知り合った石巻の人々たちの消息を尋ねながら、自宅や船や職場を失った人たちが力強く生きる様を自分の足を使いながら追いかけ、書いていく。政府のつくった復興委員会の委員となり、さらには子供たちのための就学基金を集める団体をつくり、募金活動を行う、さらには定年後の新たな職場となった大学に東北未来子供博覧会というイベントを誘致するなど、復興のためにわずかな糸口でもなんとか食い込もうというその姿勢に心を動かされる。
著者は石巻復興には欠かせない人となっている。すべては石巻で暮らすということを選んだときから始まったのかもしれない。

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サーカス学講座ファイナル

2015-02-20 08:28:08 | お仕事日誌
新聞の番組欄に気になる記事を見つける。赤羽の立ち飲みやのドキュメンタリーを今日放映するらしいのだが、その店で出しているおでんのつゆで割った日本酒というのがとても気になる。今日王子に行くので寄ろうかと真剣に思い始める。ネットで調べるとおでんのつゆで割った日本酒というのはけっこうあるらしい。この年になるまでそんなこと知らなかった。猛烈に気になる。
3月にやるイベントのチラシの出演者プロフィールのゲラが送られてくる。昨日正式にお願いした芸人さんのところだけ空いている。今日の3時までに欲しいとのこと。なんとか3時前に送ってきてすべりこみ。それにしても豪華メンバーになったものだ。
長い祝日の国にやはり先日送った書類が届いていない。ファデェクスに電話。来週火曜日まで休みでどうしようもないという。これは困った。とにかく現地でプッシュしてもらうしかない。再度トラッキングナンバーを知らせプッシュするようメール。これはやられたな、自分のミスである。
17時すぎに会社を出て、王子のくしゃまんべへ。赤羽の日本酒おでん割は気になったが、また次の機会ということにしよう。
映像関係をチェック。なんとかなりそう。予約は10名だったらしいが、当日5名来てくれて、なかなかにぎやかな会になった。もうすでに書いた原稿の部分だったので、わりと構成がしっかりしていたと思う。原稿では映像は引用できないのでちょっと最後がさみしい気がするが、講座ではこの最後の映像が実に効いていたと思う。いままで4回聞いてくれた人が、いままで一番良かったと言ってくれたが、出来としては確かに一番よかったように思える。
講演のあとポークカレーをいただき22時半ぐらいにおいとまして、京浜東北線でまっすぐ横浜まで。
あとは今月中にサーカス学の原稿の最終章をまとめるだけ、これで一区切りつけられる。

コメント (1)
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