デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

華氏119

2018-11-07 06:17:39 | デラシネ日誌
渡り鳥コースへウォーキング。また増えているように思える。ほとんどがカイツブリ。これからも増えるだろう。楽しみだ。
午前中は雑用の残り。フェイスブックにロシア語で7月に会社を辞めたので今後の連絡はACCへ、芸人さんたちとの友だちは解消しますよと投稿しておく。友だちの8割がロシアのサーカス芸人さん。
アメリカの中間選挙が気になる。なんとか下院は民主党が勝ちそうなのでほっとする。昼飯を食べてから出かける。上大岡の八重洲書房に寄ってみる。2カ所にポップ付で平積み。川崎でのど飴を買って銀座へ。16時のアポイントだったが本人は出張して今日は戻らないという。名刺を置いていく。すぐにお詫びの連絡。会社に行っているときはいいが、年休の身にはきつい。なんとか時間のロスをと思って携帯でいろいろ見ているとマイケル・ムーアの「華氏119」がうまい具合に見れそう。まずは関内で今日のトークショー会場にチラシを納品。桜木町のブルクに上映ぎりぎりに入場。中間選挙の余韻が残るだけにこの映画はどんどん入ってくる。トランプ批判というより、この男を当選させてしまった民主党幹部への怒りがにじみ出る。冒頭の前回の大統領選挙の投票日に開票前に浮かれている民主党の映像が効く。そしてその矛先はオバマにも。ミシガン州の小さな都市で上水道に鉛が入っていたこと、それが共和党知事の金儲けのためであり、それをオバマも救おうとしなかったという出来事が核になっている。そして高校での銃乱射事件で立ち上がるハイティーンの運動、全米に広がったこの運動のすごさには驚く。この映画は多くの若者がみないといけない。民主主義はここで辛うじて生きている。そして今回の選挙でも話題になった民主党のブルーウェイブという女性を中心にした候補者の運動、まだ捨てたもんじゃない、俺たちもなんかしなければという気になる。でもムアーの危機感はこうした希望の芽があっても深く根強い。ラスト近くヒトラーの演説の映像にトランプの演説の声がダブルところではぞっととする。そして当時のドイツの映像が延々と流される。ヒトラーはドイツの民衆がつくりあげた、そしてそれはいまトランプをつくりだしているものと同じである。いまこの男をなんとかしないとほんとうに世界はとんでもないことになるとムアーは真剣に訴えている。
関内に戻って急いでラーメンを食べて、「まだ見ぬまちへ」の上映会場へ。9時過ぎからトークショー。
23時ぎりぎりに富岡に着いたので京急で買い物をしてから帰宅。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー

2018年11月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

バックナンバー