デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

明治のマジック

2012-10-19 11:06:43 | お仕事日誌
10時出社、それにしても急に寒くなってきたもんだと思う。
若松孝二が亡くなったという。交通事故で命に別状はないという話だったのに。ここのところほんとうに意欲的に作品をつくっていたのに、残念である。
トリオ・オスマンのワーリャとスカイプ、まだウラジオとのこと。
シマダの曾孫にあたるマスリャンにメール。
午後日本橋劇場へ。藤山一門による「明治のマジック」を見る。今年は松旭斎天一没後100年ということで組まれた特別プログラム。前半は珍しく新太郎さんは洋装に、カイゼル髭、天一になりきる。要は天一は海外にもいち早く行き、和物で外人たちを沸かせ、そして洋もののマジックを仕入れ、帰国して日本人をわかせた。このあたりをうまくアレンジするとなにか面白いものができるかもしれない。
今日はそのまま帰宅。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国家と犯罪

2012-10-19 00:10:17 | 買った本・読んだ本
書名 「国家と犯罪」
著者 船戸与一  出版社 小学館 出版年 1997

いまから15年以上前に書かれた世界で起きている叛乱のルポ、そうなるとまったく新鮮味はない、それを証明するかのように古本でえらく安かった。だからと言ってこの書の価値がいまはないということではない、視線がまったく変わっていないから、時代が変わっても命を持つことができたと思う。
中南米の先住民のゲリラ、ソモド、チベット、そしてウィグルなど、ゲリアとして生きるしかなかった人たちの生きざまをきっちりルポしている。
船戸の目線は低い、政治も拒否する、正義か否か、そこから出発する、力関係なんか無視し、あくまでも叛乱する根本にあるものを見つめようとする。
永遠のゲリラ戦士としていきる宣言の書になったといえるかもしれい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー

2012年10月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

バックナンバー