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榛名・「沼の原」の麗人花・・・“ユウスゲ”の花が咲きました

8月も気がつくと下旬こなり、猛暑が少し遠のいて、涼しい日が続くようになってきたように思います

先日群馬・榛名山の「沼の原」に、 “ユウスゲ” が咲いているのでは…と、行って来ました

この日は曇った日  で、「伊香保温泉」から急坂の曲がりくねった道を上がるにつれ、うっすらと流れていた白い霧が次第に濃くなって…、これは“ユウスゲ”は見れないかな~と思いながらの運転  でした

でも頂上高原の「沼の原」に着いた時、霧は然程濃くなく、却って幻想的な世界を作り出していました

“ユウスゲ”の花は夕方に開き、翌日の午前中には萎んでしまうはかなげな花ですが、霧のお陰でまだ萎まずに、優しい面持ちで迎えてくれました                                                                                          花の咲く様子は、葉のあいだから花茎を伸ばし、先端で2叉状に分枝して淡黄色の花を咲かせます

                                               画像向って右手・紫の花は、“マツムシソウ”です   

霧がゆっくり流れる中、「ユウスゲの道」と名づけられた散策路の叢で、“ユウスゲ”の淡い黄色の5弁の花びらを拡げて咲く姿はとても清々しくみえました

 “夕萓(ゆうすげ)”の花言葉は、「 麗しき姿 」 ですが、霧の中で咲いている姿をみれば納得でした 

ふと大正ロマン派の画家・詩人「竹下夢二」が描いた、楚々とした麗人の憂いの満ちた面影が連想されました

「夢二」は榛名が好きで、榛名湖畔のアトリエで画かれた作品も多いようです                                               そのイメージは、“ユウスゲ”の花姿がきっとダブっていたのではないでしょうか

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