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‘ガマ(蒲)’の穂綿

群馬・高崎の植物園には、小さな小さな水辺があり、今の時期、まだ‘ガマ’穂が種を飛ばそうと残っていました  
‘ガマ’は「風媒花」です
水辺に生え、夏に花が咲きます
花はフランクフルトソーセージみたいな感じの穂状になり、穂の茶色い部分は雌花で,雄花はその先についています
受粉すると、綿クズのような冠毛を持つ微小な果実が、締まった感じになってきます
秋がどんどん深まるにつれ穂穂が熟し、綿をほぐした様にほころび、風に吹かれると綿毛のついた種が空中に飛び出します  


           穂綿がほころび、綿毛が顔を出しています

  穂綿は果実が熟してくると、雌しべの子房の下の柄が伸び、雌花穂の直径が幾分膨らむように大きくなり、ついには何かの衝撃で破裂するようにほぐれます 
ほぐれた冠毛のついた果実は、風によって飛散し水面に落ちると、種子が冠毛から放れ水底に沈み、そこで発芽をします


           ちょっと指を添え軽く揉んだら、穂綿がモクモク…湧き上がるようになりました

見つけた‘ガマ’穂は、私の記憶よりは小さいように思え、‘コガマ’かもしれません
‘ガマ(蒲)’の穂の長さは10~20cmあり、‘コガマ’は6~10cmと小さいので区別しているようです
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