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初詣で行った少林山・達磨寺

 今日は小寒です                                                                           小寒とは旧暦12月の正節で、新暦の1月6日頃で、いわゆる寒の入り・寒気が日増しに厳しくなっていく頃です

寒さがとてもきつくなりました

群馬・高崎にある少林山・達磨寺への初詣をしてきました

達磨寺については次のような事が、縁起に書かれていました

「 延宝八年(1680年)一了居士【いちりょうこじ】という行者が霊夢によって訪れ、信心を凝らして一刀三礼、達磨大師の座像を彫り上げ観音堂にお祀りしました

この噂は、「達磨出現の霊地・少林山」として近隣に広まりました

その頃の領主・酒井雅楽頭忠挙公【さかいうたのかみただたか】は、厩橋城(前橋城)の裏鬼門を護る寺として、水戸光圀公の帰依された中国僧・東皐心越禅師【とうこうしんえつ】を開山と仰ぎ、弟子の天湫【てんしゅう】和尚を水戸から請じて、元禄十年(1697年)少林山達磨寺(曹洞宗寿昌派)を開創しました」

   達磨寺本堂に詣でた人たちです    〈1月2日・巳年 撮影)

1月7日は霊符尊【れいふそん】光臨【こうりん】の吉日であり、ここ少林山・達磨寺には毎年6日前夜から7日をダルマ市縁日として数十万人の参詣者で賑わいます

石段最上部にある本堂から、宿坊を望んだところです  

宿坊内には休憩所や“達磨さん”の販売所が設けられています                                                今年の開運を願って、沢山の人が“だるまさん”を買い求めていました

“だるまさん”は「菩提達磨【ぼだいだるま】」といい、今から千五百年ほど前に、インドの香至国の第三王子として生まれた実在のお方だそうです

出家してお釈迦さまの教えを広めるため中国に渡り、「嵩山【すうざん】少林寺」で、面壁九年の修行をし、禅宗の初祖「達磨大師」と仰がれ、“禅”の興隆の基礎を築かれたとされています                                                           

「達磨大師」の修行の大変さからどんなに困難に遭っても、七転び八起きの精神で克服できるように頑張る精神が生まれました

“だるまさん”は、「開運吉祥」の福の神として、沢山の人々から信仰されています

 

 本堂への石段を上がる人たち          本堂前の境内にこんな一句 

  本堂前から見える赤城山系・眺望  (左下 座禅堂) 

空気がとても澄んで、赤城の山並みがくっきり見えました                                            カメラと腕が悪いので、あまりいい画像ではありませんが、実際はよかったですよ

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