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県境「三国峠」を眺めてきました

 秋が足元だなと思ったら、どっかに秋がないかなと思っていました

何を言ってるかわからないでしょう!?

先週の事ですが、週末の買い物をしながら、秋を探しに三国峠に向かってみました

三国峠(みくにとうげ)と云うのは、新潟県(南魚沼郡湯沢町)と群馬県(利根郡みなかみ町(旧新治村))を越える県境峠で、近世江戸時代に中山道の高崎(群馬県高崎市)から分かれ、北陸街道の寺泊(新潟県長岡市寺泊地域)へ至る主要街道(=三国街道)の要所です

三国街道は、関東と越後を結ぶ交通路としてきわめて古くから利用されてきました

三国峠は、上杉謙信の関東遠征の際には、雪解けを待って新緑の中進出し、雪の降る前に紅葉の中帰国する要地です

往時は相当な難所だったと思われます

そんな峠をどんな気持ちで行き来したのでしょう

     群馬・水上・猿ヶ京温泉を過ぎて、三国峠に入る三国鉄橋です

江戸時代に至ってからは、参勤交代に利用されたりと重要視されました

長岡藩、与板藩、村松藩などの諸大名や佐渡奉行、新潟港巡検の関八州取締出役などがこの街道を利用したと云われています

昭和になり、三国街道は国道17号(三国トンネル)の開通により物流の大動脈となり、つづら折りの山道の通行は少なくなりました

尚、近年は、更に関越自動車道の開通により国道17号自体の交通量も減少しました

とは言え、燃料や一部の薬品などの危険物を搭載した車輌は関越トンネルの通行が禁止されているため、現在でもこの峠を経由しているのだそうです

現在、三国トンネルの老朽化などに伴って新三国トンネルの建設が計画されているそうですが、どうなっているのでしょう 

 

    群馬・猿ヶ京側から見た三国連山です                    峠越えしてやってきた観光バス

    三国峠の山々

紅葉はやっと始まりだしたばかりです

日々これから秋は深まりを増すことでしょう

紅く、黄に染まった頃、また来てみましょう

 

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