日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
冬って水鳥を見る機会が増えるようです
早朝ウォーキングを始めて二度目の冬を迎えました
冬の朝、ウォーキング コースにある河辺を歩くとたくさんの「水鳥(=湖、沼、川など、水の上で暮らす鳥)」を見かけます
夏場よりも冬の方が「水鳥」を見る機会はぐっと多くなるのですが、渡り鳥が加わるためなのでしょうか!?
マイウォーキングコースにある川辺では、数年前はあまり見る事なかった鳥も見かけます
鴨や、雁など、「水鳥」の多くは、秋に北方のシベリアなどからやってきて日本で冬を越し、春になると北へ帰っていく渡り鳥ですから、「水鳥」というと冬の季語とされています
「水鳥」の同季語として、水面に悠々と浮かぶ姿から「浮寝鳥(うきねどり)」などとも呼ばれる言葉もあります
鴨たちが沢山集まって、早朝日の出る前に餌取りしている様子です
カルガモとマガモが混じって泳いでいます 向かって左上にアオサギがいました
日の出と共に頭上で、カワウが舞っていました ( 下 画像 )
黒い羽根が、日の出に映えて赤く染まって見えました
紅葉したドウダンツツジの向こうに、アオサギがエサ捕りしていました ( 下 画像)
アオサギはとても用心深く、物陰からパチリ!! でないと、すぐ飛び立ってしまいます
アオサギは本来夏季にユーラシア大陸中緯度地方で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸中部、東南アジアなどへ南下し越冬する渡り鳥とされています
日本では亜種アオサギが夏季に北海道で繁殖し(夏鳥)、冬季に九州以南に越冬のため飛来する(冬鳥)です
本州、四国では周年生息する「留鳥」となっており、毎朝見かけるアオサギは「留鳥」なのでしょうか!?
別な日ですが、シラサギのエサ捕り姿が撮れました
シラサギ(白鷺)とは、コウノトリ目サギ科のうちほぼ全身が白いサギ類の総称で、シラサギというサギがいるわけではありません
ダイ、チュウ、コサギといますが、パチリしたサギは、ダイサギのように見えました
ダイサギの体長は 90cmほどで、日本ではアオサギと並ぶ最大級のサギです
チュウサギと似てますが、チュウサギは体長が70cmほどで小振りです
またダイサギはクチバシが長く、また眼下にある口角の切れ込みが眼より後ろまで食い込むことで容易に判別できるそうです・・・この日見たシラサギはちょっと遠かったので写真判定で、ダイサギとしました
ちょっと薀蓄です
どうして鳥は渡りをするのでしょう!?
一言でいえば、子孫を残すための行為です
寒い時期には暖かい場所へ、雨の降らない時期には雨の多い場所へ、子育てをする時期にはエサが豊富な場所へ、様々な理由から鳥たちは渡りをし無事に子育てのためです
たとえば、日本で見られる水鳥たちの多くは夏の間シベリアで子供を育て、寒い冬を、日本や東南アジア、オーストラリアなどで過ごします
夏のシベリアは、広大な湿原地帯が広がり、水鳥たちのエサになる植物や小動物が大量に発生するので最適なんでしょうね
渡り鳥はなぜ、正確に、遠く離れた目的地にたどり着くことができるのか不思議に思いませんか
よく知られている方法としては、天体コンパスがあり、太陽や星を見て方向を知るのだそうです
昼間渡りをする鳥は、太陽と自分のいる位置を比較して、渡りの方向を判定することが出来るそうで、夜間に渡りをする鳥は、北極星とその周辺にある星座を手がかりに、渡りの方向を判定するのだそうです
星座音痴の私には、鳥が北極星を見つけるなんてびっくりです
それに曇ったり、天候の悪い日が続いたりしたりと、星はいつも輝いていません
そんな時は鳥たちは、その時の風、地磁気、音波、地形など様々な方法を総動員して、渡りの方向を判定するのだそうですが、すごい能力です
生きる事の神秘です