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“センニンソウ(仙人草)”→別名は“馬食わず”とか“牛の歯こぼれ”

昨日に続いて・・・群馬・吉井の 「多胡の古碑」がある 「いしぶみの里公園」で、園のはずれの緑陰に、真っ白な花を咲かせているつる草を見つけました

花はきれいな真っ白い4弁花で、 ちょっと甘い香りがして、虫たちが吸蜜に集まってきていました

 つる草の名は、 “センニンソウ” といい、この名は果実の先端につく白い羽毛状のものが「仙人のひげ」に見立てたものから来たそうです

“センニンソウ”は野山、路傍など日向に生える多年草で、日本各地で見られます

“センニンソウ”はキンポウゲ科の多年草で、つる状の茎を長く伸ばし、節ごとに葉を対生させます                 葉柄を他の植物の枝や葉に絡みついて、草本自体を固定しています

花は8~9月に咲き、葉腋から三出状の散房花序を出し、多数咲かせます                                  実は“センニンソウ”には花びらはなく、花びらの様に見える4枚はガク片で、糸状に沢山見えるのは雄しべです                                                                                    これだと虫たちにとって、とっても食べやすいから集まってくるのですね・・・納得

ところで、“センニンソウ”の別名は、“ウシノハコボレ”とか“ウマクワズ”といいます

これは“センニンソウ”が毒草で、因みに牛が牧草といっしょに食べてしまうと歯が抜けてしまうことから、“牛の歯こぼれ”とついたといわれます

なんで虫には毒が当らないの!?

甲虫(ハナムグリ)が、夢中で“センニンソウ”の花にむしゃぶりついていました

 

“センニンソウ”の花言葉は、 「 安全 」、 「 無事 」 です

そして更に、「 変わらぬ愛情 」、 「 不変の愛 」 という言葉もあるそうです

 

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