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‘ガジュマル’の木 に ‘蘭’ が似合う  (^^!?

群馬フラワーパークのイベント温室内で、‘ガジュマル’の木を背に、紫色の蘭が寄生状態に咲いている
のを見つけました  
この‘ガジュマル’の漢名は、「榕樹」といいますが、幹は多数に分岐し、繁茂して、大きくなるのが特徴
です
その奇妙な姿は、褐色の気根が成長と共に地面に垂れ下がり、下がった気根が次第に自身の幹に絡み
ついて、大木状になっています
‘ガジュマル’の名は「絡まる」姿が訛ったのだと言わ
れています 
大きくなったその姿は、何かがいるような気配を漂わせています

     
  ‘ガジュマル’は、熱帯地方に分布するクワ科の常緑高木です
日本では屋久島、種子島に自生し樹高は20m位にもなるそうです
‘ガジュマル’の樹形から、奄美では「ケンムン」、沖縄では「ギジナム」と呼ばれる精霊が、住む樹と
いわれています
紫の蘭はそんな精霊を思わせるたたずまいです

     

紫色の蘭も同じように根幹を垂れるように伸ばし、絡み合って大きくなっています
蘭は宿木のように、幹にへばりつき、寄生した木の表面から水分を吸収し、栄養分を取り込みます
‘ガジュマル’には蘭が宿るいい条件樹なのでしょうか 
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