ダンポポの種

備忘録です

併結特急に会いに…

2012年03月30日 23時39分57秒 | 鉄 道
このたびのダイヤ変更により、近鉄京都線(昼間ダイヤ)に〝橿原神宮前ゆき+奈良ゆき〟の併結特急が誕生しました。
京都~大和西大寺間(まさに京都線の区間)では併結運転を行い、大和西大寺にて橿原神宮前ゆきと奈良ゆきに分割される仕組みです。
京都線を走る特急列車の本数(運行回数)を削減しつつ、各方面への特急輸送(直通)は極力キープしようとする試みなのでしょう。
実際の利用状況によって、将来的な運行の仕方はまた変わるかもしれませんけれどな。
なお、逆方向(上り特急)の場合は、橿原神宮前発と奈良発の各編成が大和西大寺で連結され、1本の列車になって京都線を走ります。



…というわけで、ホームで待ち構えて、この「併結特急」を撮ってみました。

パッと見で〝併結特急〟の特徴といえば、
『先頭車両の行き先表示に、2つの駅名(目的地)が掲出される点だろう』
と思って写してみたのですが、
『(2つの駅名が書かれた)行き先表示を、しっかりと写し取らなくては…!』
という思いばかりが強すぎて、緊張してしまって、シャッターのタイミングがズレまくってしまいました。
併結特急については、上手に撮れたやつが、まだ一枚もありません…



↑桃山御陵前にて。撮影は3月22日…だったと思う。
 小さいデジカメで写しているもので、ズームの調整が機敏にできません。ぼやけて、肝心なところが分かりづらい一枚になりました。
 行き先表示には「橿原神宮前」と「奈良」の文字が二段書きされているほか、「吉野連絡」のプレートも掲出されています。(窓の内側に吸盤で貼ってある)



↑桃山御陵前にて。これは本日撮影。また失敗した サニーカー、すまん。
 一度シャッターを押しかけたけれど、「いや、まだ早い」と思ったりして…、躊躇したので、こんなことに
 電光表示の二段書き。この列車には「吉野連絡」のプレートはありませんでした。
 終点の橿原神宮前で吉野ゆき特急に接続しない列車については、「吉野連絡」のプレートが付きません。この点は、取り扱いがきっちりしています。
 前寄り4両(サニーカー)が橿原神宮前ゆきです。後寄りに22000系(ACE)2両がくっ付いていて、そちらが奈良ゆき。
 標識灯・尾灯が横長式(角型)になっている、この顔のサニーカーって、従来、京都線ではあまり見かけなかったんだけれどな。
 春から京都線勤務になったのかな?



↑狛田にて。本日撮影。スカートが切れました… ビスタEX、すまん。
 ほんまに、写すの下手くそやなぁ。
 この車両の行き先表示は、字幕式の二段書き。吉野連絡なし。
 前寄り4両(ビスタEX)が橿原神宮前ゆきです。後寄り(奈良ゆき)には、ここでも22000系(ACE)2両がお伴しています。
 「橿原神宮前ゆき特急」といえば〝吉野連絡〟が合言葉のように私も思っていましたが、現在、平日昼間の吉野線特急も以前より運行本数が絞られており、
 京都・橿原線からの特急が必ずしも吉野ゆき特急に接続するとは限らないことになっています。
 ※但し、桜のシーズンには吉野線特急が増発される(季節列車扱い)ので、その時期だけは「吉野連絡」が〝あり〟になります。

併結特急の画像は以上です。また、上手に写せるように頑張ります。



◎おまけ画像◎

京都線を走る、橿原神宮前ゆき特急です。(併結なし。単独の橿原神宮前ゆき)



↑興戸駅ホームから撮影。3月20日。
 22000系「ACE(エー・シー・イー)」の4両編成。
 行き先表示には、「橿原神宮前」と合わせて「吉野連絡」の文字も一緒に表示されています。(←めっちゃ小さい字ですけど)



↑上鳥羽口にて。3月24日に撮影。
 22000系は二階建て電車ではありませんが、車体が大柄でずんぐりしていて、ユーモラスな顔つきです。
 でも、こう見えて「最高時速130km/h」に対応できる脚力の持ち主です。(ただ、京都線や橿原線では130キロを出せる区間が無い…



↑新ダイヤ移行後も、12200系(スナックカー。←今では名前だけ)は頑張っています。
 行き先表示の枠内に〝二段書き〟できる車両が増えてきたので、昔ながらの〝吉野連絡〟ミニ・プレートを掲げて走る光景がだんだん珍しいものになってきました。
 富野荘にて。3月29日に撮影。



↑京都~賢島間の直通特急が大幅に削減されたため、ビスタEXも伊勢志摩へ出向く機会が減ってしまったかな?
 この先頭車の行き先表示は電光式です。見づらいですが、二段書きで「橿原神宮前」と「吉野連絡」。
 伏見にて、本日撮影です。




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