ダンポポの種

備忘録です

能勢電車と 妙見山

2015年05月12日 17時47分00秒 | 鉄 道
去る5月8日(金)に、能勢電車に乗ってきました

実を言うと、私は、能勢電車に乗るのはこれが初めてでした。(今まで一度も乗ったことが無かった!

阪急宝塚線で川西能勢口まで行って、能勢電車に乗り換えました。
まず、川西能勢口から日生中央まで乗り、すぐに折り返して、山下で乗り換えて妙見口へ至り、のせでん全線乗車を果たした次第です。
そのあと、時間的には厳しかったのですが、せっかくなので妙見山へ足をのばし、ケーブルカーとリフトにも乗ってきました


以下、当日の画像を貼っておきます。



↑5月8日(金)、午後2時半すぎの日生中央駅前です。
 この日はスタートが遅く、京都南部の自宅をちょうど昼頃に出発してやって来ました。
 学研都市線の電車で北新地へ出て、梅田から阪急宝塚線で川西能勢口へ行き、そこから能勢電車に乗って日生中央へ着いたのが、この時刻でした。



↑日生中央駅、入口。





↑能勢電車のホーム駅名標のデザインは、個性的やねー
 阪急電車の駅名標とはずいぶん趣きが違っています。



↑私は乗らなかったけれど、こういう色の電車も走っていました。
 青と白のツートンは、昔の能勢電車の車両「50形」の塗装を再現したものだそう。
 この車両自体は元阪急2000系で、能勢電としては〝1500系〟という形式で運用されています。





↑能勢電で使われている車両は、阪急電車のおさがりです。
 以前は、能勢電オリジナルの塗装が施されていた時期がありましたが、現在は、一部の車両を除き、基本的に〝阪急のまま〟の色で運用されているのですね。
 車体に付いている「のせでん」のマークが無かったら、阪急電車と見分けがつかないかも…



↑山下にて。
 日生中央から山下まで戻った私は、ここで妙見口ゆきの電車に乗り換えました。
 山下から妙見口へ向かう電車は、なんだか風変わりな塗装色(色合い)の車両でした。特別塗装の車両やね。
 帰宅後にインターネットで調べてみたら、昔の能勢電車の車両「1形」にちなんだ塗装色だそうです。緑っぽい色ですが、なんか不思議な色合い
 これも、車両自体は元阪急2000系で、能勢電としては1500系シリーズの一員。



↑終点の妙見口に到着しました。ちょうど午後3時ぐらいに着きました。
 山下からもともと乗客が少なかったところへ、途中駅でみんな降りてしまったので、最終の妙見口まで乗ったのは私ひとりだけでした。
 でも、妙見口のホームには大勢のヤングたちが待ち構えていて、折り返し電車はすぐさま座席が埋まってしまう賑わいぶりでした。
 ヤングはみんな私服姿だったけど、中学生か高校生か…。遠足かハイキングに出かけた帰り道だったのでしょう。そんなふうに、私には見えました。



↑妙見口の駅前。


せっかくここまで来たので、
妙見山へ登ってきました


↑只今、時刻は午後3時を過ぎたところ…。今から山へ登るのは〝遅すぎる〟かなと思いましたが、せっかくここまで来たので、登ってみようと思います。
 妙見山へは「ケーブルカー」で登っていけるのですが、ケーブルカーの乗り場は、能勢電車の妙見口駅から案外離れています
 てくてく歩いて20分ほどかかりました。いい運動になりますが、道中、思いのほか、道案内の表示が少なくて、道順が合っているのか不安になりました。
 この画像は、数少なかった道案内標識のポイントにて。花折街道っていうんですね。道祖神が可愛い。



↑ケーブルカーの乗り場にたどり着きました。「妙見の森ケーブル」という名前なんやね。



↑ケーブルカーの往復きっぷ。
 最上段には「能勢電鉄」の文字が入っており、このケーブルカーも能勢電の一員であることが分かります。



↑ケーブルカー車両。



↑ふもとの黒川駅を15時40分に発車するケーブルカーに乗りました。
 乗客は私ひとり。ぐんぐん登って行きます。



↑中間点。対向車両とすれちがい。







↑山上駅に着きました。午後3時45分。
 さらにこの先へ、リフトが運行されているそうなので、それにも乗ってみようと思います。
 「きょうはケーブルカーは午後5時までの運行ですから、お帰りの時刻、気を付けてください」
 と、ケーブルカーのスタッフが声を掛けてくれました。
 ちゃんと覚えておかないとだめだな。最終ケーブルに乗り遅れたら、歩いて下山することになる…



↑ケーブルカー山上駅からリフト乗り場まで、5分ほど急な坂道を登りました。(この区間にもリフトが要るだろ…)(←おっさんの声)



↑リフト乗り場(ふれあい広場駅)にたどり着き、往復きっぷを買い、乗りました 午後3時50分撮影。
 「きょうはリフトは午後4時30分までの運行ですから、気を付けてくださいね」
 と、ここでもスタッフさんに声を掛けてもらいました 
 あんまり時間が無いですなぁ。こんな時間からやって来る客なんて、普通はいませんわな



↑天気がよくて、青空がきれいでした。



↑木々のトンネルのなかをくぐり抜けていく箇所もありました。清々しい気分になりました



↑…っていうか、このリフト、めっちゃ距離が長いですわー
 「どこまで登って行くねん」って。



↑リフト終点(妙見山駅)に着きました。ホンマに山の上ですね。
 リフトの乗車時間は12分~13分だったと思います。片道10分以上かかるリフトです。



↑この先に、日蓮宗霊場・能勢妙見山があるのだそう。
 山のてっぺんの、すごいところにあるんやねぇ。





↑周辺の観光案内図。
 妙見山駐車場っていう文字も見えますね。
 「なんだ、妙見山ってクルマでも登って来られる場所なのか



↑リフト終点(妙見山駅)のそばに、お社がありました。大黒天さまが祀られているようでした。
 リフトの運行終了時刻が迫っているので、私はこのお社にだけお参りして、引き返すことにしました。



↑妙見山駅での滞在時間は5~6分っていうところで、再びリフトに乗って、ふれあい広場へと下りました。


なんだ、これは…


↑ふれあい広場にて、シグナス森林鉄道なるものを発見!
 平日は稼働しないとのことで、残念ながらこの日はその勇姿を見ることはできませんでした。
 土曜や休日に動くんやね。記念撮影用のパネルの日付も、すでに、あすの土曜日(5月9日)に設定されていますね。





↑きちんとカバーがかけられて、しっかり保管されていることが分かります。



↑なかなかの、ヘアピン・カーブ…。


では、帰ります


↑ふれあい広場をあとにして、坂道を下ってケーブルカーの山上駅へ。



↑山上駅16時40分発のケーブルカーに乗って、下山しました。(午後5時の最終便のひとつ前に乗ることができました)
 ふもとの黒川駅に着き、そこからまたテクテク歩いて、能勢電の妙見口駅まで戻りました。



↑妙見口駅にて。



↑能勢電の車内。
 この日は、どの電車も、窓がちょっとずつ開けられていました。山あいの涼しい風が吹き込んできて、車内も気持ちよかったです。クーラー要らんねぇ
 ロングレールじゃないので、走行中は線路のジョイント音もよく響き渡って、なんだか懐かしい気分になったひとときでした。





↑妙見口から山下ゆきに乗って、山下で乗り換えて川西能勢口へ、そして阪急宝塚線へ…と、電車を乗り換えまくって帰ってきました。
 乗り換えの回数が多いぶん、かなり〝奥深い〟印象を受けた能勢電車の旅でした。




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