ダンポポの種

備忘録です

ふで稽古の 帰り道に

2019年12月09日 23時23分20秒 | 散歩・ウォーキング


きょうは、ふで稽古日でした。午後から東福寺界隈行きでした。

きょうも歩く気マンマンで稽古に出かけて、帰り道は散歩ウォークしてみました。
今まで通ったことがないコースをたどってみようと思い、伏見区の大岩山へ登ってきました。

東福寺界隈から大岩山経由で京阪墨染駅まで、歩きました。




↑大岩神社の参道入口。大岩山への入り口です。
 府道35号(大津淀線)から脇に入ったところに朱色の鳥居が立っています。



↑わし、事前にグーグルマップを見て、大岩山展望所まで道が描かれていることだけ確認して、やって来ました。
 大岩山(展望所)まで道があり、登って行けるなら それでいい-、という軽い感覚でした。
 大岩神社っていうのがあって、この山道が〝参道〟になっていることは、きょう現地で初めて知りました



↑鬱蒼とした竹林を抜けて行くと、また朱色の鳥居が見えてきました。
 でも、なんだか寂しい感じがする なんだろうか、この空気感は。
 「マムシ注意」の立て札もありますね。この寒さだから、まむし出てこないと思うけど、要注意やね。



↑唐突に池が現れました。倒木がそのまま池の中に横たわっています。
 池に沿って道は続いています。歩く道はちゃんとあります。迷うことはありません。



↑行く手に、また、ぽつんと鳥居が立っています。
 なんだろうか、この雰囲気は…



↑一度振り向いてみた。さっきの池が見えています。



↑鳥居をくぐり、先へ進むと、さらに鳥居が…。変わった模様が施された鳥居もありました。

神社の参道だから、今でもきっと信仰の場であると思われるけれど、放置されている感は否めないと感じました。
信仰の場なので、廃墟という言い方は するべきではありません。
でも、私も、きょうはそういう気持ち・覚悟を持って来なかったので、この独特な雰囲気に圧倒されました。



↑長い石段をのぼっていきます。
 石段の脇には灯篭も据えられていて、これはこれで立派な参道だと思いますが、荒廃した風情が心に痛いです。
 参道に立ち入ってからここまで、誰にも会っていません。
 人の気配が無いここで、不意に誰かに出会うほうがドキッ!とするかも…。(そういうこと言うのは良くないか…



↑石段の先は山道になり、勾配がきつくなりました。





↑山道のそばには、いくつも石碑や、祠、塚みたいなのが祀られていました。
 石垣が崩壊してしまっている箇所もありました。
 「ラピュタ」のテーマ音楽が思い浮かぶような、そういう雰囲気というか、気配だなぁ。



↑きょうは、大岩山(展望所)へ通じる〝単なる山道〟だと思って 歩きに来てしまったので、私の心構えが不十分でした
 参道の特異な雰囲気に、思いがけず感銘を受けたとも言えますが、正直、やや重苦しい空気感を覚えながらの登山でした。

ラストは「展望所80m」と書かれた道しるべに安堵しながら、急ぎ足で山道を登り切りました。
前方の視界がパッと開けて、大岩山展望所に到着。ほっとした
参道入口(最初の朱色鳥居)から この展望所まで、きょうは所要17分で登りました。
短い時間で登れる山道(参道)だったけれど、独特な雰囲気に包まれた領域に思えました。



↑展望所から見上げると、大岩山の鉄塔が目の前です。



↑展望所からの風景。
 白い線のように見えるのが名神高速道路。
 画面左のほう、ニョキッと抜きん出ている黒い影は 京セラ本社のビルです。
 意外にも(?)京都タワーは見えないですね。画面右のほう…ですが、ここには写っていないなぁ。



↑夕日にむかって。小さな写り方だけど、伏見桃山城も見えます。


展望所からは、墨染通りのほうへ下山。
そのまま墨染通りに進んで、京阪墨染駅まで歩いて終了しました。
伏見桃山城経由で桃山御陵前駅まで頑張って歩こか…とも考えたけれど、
日没がせまったので無理せず、墨染駅フィニッシュとしました。

東福寺界隈から大岩山経由で墨染駅までトータル。所要1時間40分。歩数は、ほぼ1万歩でした。