学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

口の悪い人々

2008-11-21 | 近現代史
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2008年11月21日(金)01時03分35秒

>筆綾丸さん
旧平価で金本位制に復帰してしまった莫迦国家の双璧はイギリスと日本ですが、日本の場合は大蔵大臣チャーチルの失敗をしっかり見た上で、それでもやったのだから、何と言っていいのか分からんですね。

このところ竹森氏に近いリフレ派の経済学者の本を中心にいろいろ読んでいるのですが、経済学者はみんな口が悪くて面白いです。
竹森氏の『世界デフレは三度来る』も、元日銀総裁の三重野康氏や元副総裁の藤原作弥氏に対する心臓を突き刺すような批判や、慶応大学で竹森氏の同僚である池尾和人氏や榊原英資氏に対する手の込んだ罵倒など、無茶苦茶笑えます。
経済学者たちの舌戦を観戦していると、まるで自分が清純な乙女であるかのように思えてきますね。
実に愉快な、気持ちの良い世界です。
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