学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

桑折町の角田林兵衛種徳翁

2013-01-27 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2013年 1月27日(日)20時11分25秒

>筆綾丸さん
正解です。
最初のヒントだけだと、けっこう難しい問題でしたね。
洋風の建物から弘前あたりを連想した人もいるかもしれませんが、この時期、弘前だともっと雪深いはずです。
桑折(こうり)は経済的に相当豊かな土地柄なのですが、その中でも角田文衛氏の実家の角田家は町一番の大地主、多額納税者ですね。
筆綾丸さんご紹介の種徳美術館の公式サイトに、

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種徳美術館の概要

 種徳美術館は故角田林兵衛氏(旧桑折町長、福島信用金庫会長など歴任)が地域文化向上を願って家伝の美術品と美術館を町に寄付され1981年10月に開館いたしました。
 収蔵美術品は角田氏の祖父、貴族院議員角田林兵衛種徳翁の蒐集にかかるもので、主として江戸、明治初期の代表的作者による書画400点にのぼります。
 館名は角田種徳翁の雅号にちなみ種徳美術館と銘々されました。
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とありますが、「旧桑折町長、福島信用金庫会長など歴任」された角田林兵衛氏が角田文衛氏のお兄さんだと思います。
以前、ちょっと調べようと思ったのですが、桑折町の図書室が地震で壊れて未だに使えないこともあって、私の調べ物も中断しています。
角田林兵衛種徳翁が銅像の人で、この銅像は桑折町立醸芳小学校前の、その名も「種徳公園」に置かれています。
角田家の菩提寺は大安寺なのですが、たまたま工事中で防護用のシートに覆われており、写真を出してもヒントにならないため、無能寺の方にしました。

大安寺
http://www.fukutabi.net/fuku/kouri/daian.html

無能寺は無能という奇妙な名前の浄土宗の僧侶の名にあやかって、その弟子の、不能というこれまた変な名前の僧侶が再興したお寺ですね。

http://jodo.jp/08-051/

※写真
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/6701
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