春の雪降り続く。孫たちとソリ、雪洞遊び、一緒にやってきた犬と猫と、にぎやかな一日。
ふとこんな平穏な日が続くことの危うさを思う、追い払う、TVは必要最小限にする。真面目に、真剣に物事を考えない、信じない。
しばらく現実逃避も必要と言い聞かせながら、楽観的に平然と楽しく時間を過ごしている。
春の雪降り続く。孫たちとソリ、雪洞遊び、一緒にやってきた犬と猫と、にぎやかな一日。
ふとこんな平穏な日が続くことの危うさを思う、追い払う、TVは必要最小限にする。真面目に、真剣に物事を考えない、信じない。
しばらく現実逃避も必要と言い聞かせながら、楽観的に平然と楽しく時間を過ごしている。
原発事故、ますます事態が深刻化、腹を据え、どっしり構え、事態を見守る、じたばたしても・・・と思う。
次男一家郡山から避難、当分にぎやかな生活になるだろう。今は食料、燃料十分、当分篭城の構え。
昨日うれしい連絡があった。釜石の義兄の無事が確認できたこと。
どんよりとした曇り空、気温高く、たくさんの野鳥が庭を飛び回っている。
アオゲラ、すぐそばにアカゲラ、雪上にはたくさんのツグミ・・・
今日も温かい春の日差し、猪苗代に降りる。
気になる2軒のガソリンスタンドは予想通り、休業。
スーパーの駐車場は満車、普段は使わない駐車場もほぼ満車、初めての経験。
インスタントラーメン、卓上ガスボンベ、トイレットペーパーの棚は売り切れ、やはり・・・
買うつもりはなかったのではあるが・・・
しばらくこんな生活が続くのであろう。だが、
家に帰れば何も変わらぬいつもの生活がある、温かい部屋、食事、風呂、こんな生活を続けていいものかと自責の念が心の底によどむ。
快晴。 明るい春の日差し、野鳥たちの透明な歌声・・・
テレビのこの映像は現実だろうか、今日もこのあまりの世界の違いを受け入れることができない。
釜石に住む、義兄夫妻といまだ連絡が取れない、安否の確認ができない、いま無力、ただただ無事を祈るしかない・・・
テレビの映像から見る目を覆いたくなるような惨状、現実に起こっている出来事として信じられない、悪夢を見ているような。
ほとんど無傷で安穏とテレビ画面を見つめていていいものかと思う。
といって今、いったい何ができるのか・・・・
振幅の長い、ゆさゆさ揺さぶられる大きな揺れ、それが数分続く、かって経験したことのないほどの大きな地震であった。
幸いなことに内陸の裏磐梯ではライフラインは無事、大きな災害を受けずにすんでいる。
今も余震が絶えず続いている・・・体がいつも揺れている不安。
テレビで見る映像、未曾有の大災害、これから実態が明らかになる。知るのはあまりに恐ろしい。
買い物の途中で見た猪苗代湖、強風に波立つ。相変わらず寒い。
このごろよく落語を聴く。SDカードにコピーして車の中で、MP3プレーヤーでベッドの中でも聴く。CDのない時代、手に入れたカセットテープが100本近くあるが、プレーヤーが壊れて以来聴くことができず、CDを買ったり、ツタヤのお世話になたりして聴いていた。だが、古いカセットに収録されている演目がどうしても聞きたいという望みは捨てきれず、プレーヤーを買ってアナログをデジタルに変換しなおそうかと考えていた矢先、数百タイトルの落語をネットで聴けるサイトを知った。聴きたい落語はほとんどある・・・景清、お茶汲み、二番煎じ、二階ぞめき・・・あるあるメジャーでない演目ほとんどすべて、そのうえMP3のダウンロードも瞬時にできる。デジタル変換の手間はもう要らない、もう古いカセットは処分していい。志ん生、志ん朝を特に好んで聴く。さらに金馬、文楽、円生、正蔵 談志、小三治・・・演目は5、600以上はあるだろう。到底聴ききれない。昨夜はMP3プレーヤーで志ん朝の二番煎じを聞きながら眠りについた(ずっとずっと前、寒い夜、二番煎じを聴きながら眠ったものだった)自然と暗闇で口元が緩む、まるで狂人のように、シャイニングのニコルソンのように・・・落語に興味のない方も是非、寒い夜、志ん朝の二番煎じを聴いてみてください。 面白く感じたら続いて夢金、首提灯も聴いてみてください。(MP3抽出をクリックすれば無料でダウンロードできます)
郡山から買い物の帰り道、母成」峠を越える。
薄日差す峠に下り、山々を見渡せば吹く風はなぜか温かく、春の香りを含んだ穏やかなものに思えてしまう。車に戻りあらためて温度計を見れば-3℃、温かいはずはない。
どうして吹く風に春を感じてしまうのだろうか・・・
今週いっぱい雪がチラつくらしい。
今日も朝から雪、夕方薄日差す。新雪で化粧された雪面が滑らか。
だが、近づく春の印を消しさることはできない。
木の根元のくぼみ、早春のディンプルが日一日、一日大きくなる・・・
朝晴れ、すぐに小雪。
餌台にシメを見つける。
たった一羽、我感ぜず、黙々とヒマワリの実を食べている。昨年も来ているあのシメ?様子がそう思わせる、そうあってほしい。
春先に渡りを前に群れで騒がしくやってくるシメとまるで違う。
黙々と食べ、知らぬ間に森に消えていった。
予想に反し天気が良い。
時々、流れる雲が切れ、強い日差し。
ガラス越しの陽光はすでにジリジリするほど暑い。
雲の切れ間から見える青空、強風にあおられ形を変える白雲がとても新鮮で美しい。
今日も外は風が強く雪が舞う。昼の気温-5℃の真冬日。
窓越しの景色は横殴りの雪、暗い森・・・
先週の温かさを体感した後の寒さはより寒く感じてしまう。しばらく寒さが続く予報、だが、たまに顔を見せる太陽の光線は明るく、強い。
確実に雪国でも春が近づいていることを知覚できる。
ずっとずっと前、何気なく高島屋のローゼンタールのブースでカップの一つを手にし、デザインの美しさに、手になじむその感触にすっかり魅せられてしまった。
このカップでコーヒーを飲んでみたい、爾来、器が興味ある対象となってしまった。
朝から雪、時々吹雪、真冬日。家にじっとしているのが賢明。
退屈紛れにカップを食器戸棚から出し、ほとんど使ったこともない三脚にカメラをセットしてカップを一点ずつ撮影、一頁にまとめホームページにアップする。
そんなことしているうちに早夕暮れ・・・まあ楽しい一日だったとしておこう。
家に数日いると変な虫が騒ぎ、じっとしていられない。困ったものだ。
数年、3年以上か東北の大都会、仙台に行っていない、そこで・・・
まず仙台郊外にできたショッピングモール、120の店舗、東北最大級の大型アウトレットとの歌い文句の三井アウトレットパーク仙台港を目指す。
ウィークデーのショッピングモールはガラガラ、ゆったりとショッピング、妻、靴2足購入。
仙台市の中心地へ。車を置いてぶらぶら街歩き、三越で、パン、わさび漬け。
うれしいこと、ジョアンの隣にお気に入りのメゾンカイザー発見。東北でもメゾンカイザーのパンが食べられる。妻の目が輝く、夢中で買っている・・・
ガッカリしたこと、仙台に行った時はいつも立ち寄るお店2,3消えていたこと。たった数年で・・・
お気に入りの老舗の寿司屋、福寿司に明かりがあるのを確認し、胸をなでおろしたり・・・
暗い吹雪のR115、土湯トンネルを抜けて裏磐梯に帰る。これで数日はじっとしていられるだろう。